#13 火霊使いヒータ

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デュエルリンクスでの入手方法
(1)第1弾メインBOX「アルティメット・ライジング」
(2)第43弾メインBOX「ブレイブ・ビクトリー」
(3)ストラクチャーデッキEX「華やかなる精霊術」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「精霊術の極み」
(2)セレクションパック「ブレイジング・アリーナ」

『火霊使いヒータ』は炎属性・魔法使い族の下級モンスターです。
リバースモンスターに属し、リバースした場合に炎属性モンスターのコントロールを得る誘発効果を持ちます。
炎属性モンスターをコントロール奪取できますが、リバース特有のタイムラグがある上に、自身がフィールドを離れると効果は失われてしまいます。ステータスが低い事もあり、漫然とセットしただけでは効果を活用する事はまず不可能です。『太陽の書』や『砂漠の光』で能動的にリバースする事で速攻性を補い、戦闘破壊を防ぐロックカードなどと併用する事で場持ちを少しでも良くしましょう。ただし、自身が除去されると苦労が水の泡になるので、コントロール奪取したモンスターをいつまでもフィールドに残しておくのは得策ではありません。シンクロ・エクシーズ召喚はレベルに左右される事が多いので、リンク素材に使うか、コントロール奪取したモンスターと「霊使い」を墓地へ送る事でデッキからリクルートできる「憑依装着」を利用するのが妥当です。コントロール奪取したモンスターを裏側守備表示に変更する事でコントロールが戻らなくなるので、『月の書』や『皆既日蝕の書』などを使うのも手です。また、「霊使い」および「憑依装着」の専用サポートである『憑依解放』の影響下では高い能力を発揮します。自分モンスターが戦闘破壊された時に『憑依解放』の③の効果を発動すれば、相手モンスターと同じ属性の「霊使い」を裏側守備表示で特殊召喚できます。『憑依解放』の①の効果により「霊使い」は戦闘破壊耐性を得るので、高確率でリバースしてコントロール奪取に成功します。他の「霊使い」と併用せず、炎属性軸のデッキで使用する場合は、『DNA移植手術』で炎属性を宣言すると良いでしょう。『皆既日蝕の書』でコントロール奪取したモンスターの繋がりを断つ事で、このカードの効果を再び使用する事も視野に入ります。相性の良いモンスターには、召喚に成功した時に「霊使い」を蘇生できる『デブリ・ドラゴン』や『クレーンクレーン』が存在します。即座にレベル7のシンクロ召喚や、ランク3のエクシーズ召喚に繋げられるので、【霊使い】では採用は必須です。『占術姫コインノーマ』は『憑依装着」とも相性が良く、任意の「霊使い」を裏側守備表示でリクルートできます。送りつけのギミックを利用する場合は「壊獣」が筆頭候補で、コントロール奪取できない厄介なモンスターを排除しつつ、「霊使い」のセットに召喚権を割く事ができます。 『魔装戦士 ドラゴディウス』、『魔装戦士 ドラゴノックス』、『裏風の精霊』のサーチやリクルートに対応しており、『魔装戦士 ドラゴノックス』で手札から捨てて蘇生した後、『ADチェンジャー』などでリバースする事も可能です。炎属性は『溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム』、『怒炎壊獣ドゴラン』、『ヴォルカニック・クイーン』など、相手フィールドに召喚できるモンスターが多く、特に『溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム』と『怒炎壊獣ドゴラン』は『トレード・イン』を共有できることに加えて、それぞれ独自の役割を担える効果を持つので併用する事に意義があります。これらのカードは厄介な相手モンスターの除去を兼ねられるので、特化したデッキを組む価値は「霊使い」随一です。炎属性モンスターと、そのサポートはバーン効果を持つものも多いので、戦闘そのものを抑制するロックカードと併用しても勝ち筋を失わずに済みます。ただし、炎属性モンスターは絶対数が少なく、純粋に相手モンスターを奪える機会はないに等しいと思っておいた方が無難です。『No.61 ヴォルカザウルス』などの汎用性の高いモンスターも存在はしますが、都合よく対面できる可能性は低いでしょう。ちなみに、『エヴォルカイザー・ラギア』とは相性が良く、こちらのセット・リバース・モンスター効果のいずれも妨害される余地がないので、エクシーズ素材を持ったままの状態でコントロール奪取する事が可能です。