#174 魔導教士 システィ

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デュエルリンクスでの入手方法
(1)第11弾ミニBOX「ヴィジョン・オブ・アイス」
(2)第28弾メインBOX「ウィッチズ・ソーサリー」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「魔導知識の術式」
(2)ストラクチャーデッキ「スペルブック・オブ・プロフェシー

『魔導教士 システィ』は地属性・魔法使い族の下級モンスターです。
「魔導書」を発動したターンのエンドフェイズに上級魔法使い族と「魔導書」を1枚ずつサーチする誘発効果を持ちます。
サーチできる「魔導書」と魔法使い族の範囲は広く、状況に応じて必要なカードをサーチできる上に、2枚のハンドアドバンテージを得る事ができます。サーチ先としては『魔導法士 ジュノン』が筆頭候補であり、同時に「魔導書」をサーチできるので、『魔導法士 ジュノン』の自己特殊召喚効果を活かしやすくなります。ただし、サーチしたカードは相手に筒抜けなので対策を取られる可能性はあります。『魔導召喚士 テンペル』と違い、発動のタイミングが自分エンドフェイズなので、展開するには次の自分ターンまで待たなければならないのも辛いところです。一方、同名カード以外に制限が発生しないので、サーチしたカード以外で展開したいモンスターが存在する場合はこちらを優先できます。『ウィッチクラフトゴーレム・アルル』などの手札で発動する効果を持つモンスターをサーチするのも良いでしょう。効果の処理の関係上、サーチ先がデッキ内に存在する事が必須で、【魔導書】ならば「魔導書」が枯渇する事はありえないでしょうが、上級以上の魔法使い族モンスターがデッキ内に存在しない場合は効果を発動する事自体ができません。その場合には『魔導弓士 ラムール』共々エクシーズ素材にしたり、『ヒュグロの魔導書』を併用してアタッカーとして運用するなどの工夫が必要です。『ヴェルズ・オピオン』程度なら倒せる攻撃力を持ち、『ヒュグロの魔導書』は自身の効果の発動条件を満たす事もできるので好相性です。『魔導法士 ジュノン』との相性が抜群なので、【魔導書】においては優先的に採用できるカードです。ただし、同様のリクルート効果を持つ『魔導召喚士 テンペル』とはデッキ内の上級モンスターを食い合う関係にあるので、併用する場合は採用枚数を吟味する必要があります。【魔導書】以外では、『究極封印神エクゾディオス』や『ネオス・ワイズマン』などの特殊召喚モンスターや、『墓守の長』や『墓守の審神者』などのアドバンス召喚する事に意義があるモンスターのサポートに適しています。