#303 湖の乙女ヴィヴィアン

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デュエルリンクスでの入手方法
(1)第18弾ミニBOX「ロード・オブ・シャイニング」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「聖剣の導き」

『湖の乙女ヴィヴィアン』は光属性・水族の下級モンスターです。
チューナーモンスターに属し、戦士族以外のシンクロ召喚に使用できず、シンクロ素材とした場合に自身を除外する効果外テキストと、召喚に成功した時に通常モンスターの「聖騎士」を蘇生する誘発効果と、フィールド上のレベル5「聖騎士」1体のレベルを1つ下げる事で自己再生する起動効果を持ちます。
『ジャンク・シンクロン』などと同様に、召喚に成功するだけで墓地のモンスターを蘇生させられるので即座にシンクロ召喚が可能です。ただし現状、肝心の蘇生対象が『聖騎士アルトリウス』のみなのが玉に瑕です。レベル5の「聖騎士」に限定した『レベル・スティーラー』のような自己再生効果も持ち、同様にシンクロ召喚に繋げられます。基本的にどちらの効果もレベル5のシンクロ召喚が可能になりますが、戦士族以外はシンクロ召喚できず、【聖騎士】での相性も考慮すると、選択肢は実質的に『魔聖騎士皇ランスロット』一択となります。シンクロ素材とした場合には除外されてしまうので、『王宮の鉄壁』などを併用でもしない限り、再利用はまず無理です。『不死武士』や『一族の結束』を阻害しないのでメリットにもなりえますが、【聖騎士】はエクストラデッキも含めると種族が統一されない事の方が多く、やはり使い回せなくなるデメリットの方が大きくなります。シンクロ素材にさえしなければデメリットは回避できるので、リンク素材にしてしまうのも手です。光属性の通常モンスターを用意できれば、『魔聖騎士ランスロット』を蘇生した流れでこのカードを蘇生し、リンク召喚に繋げられます。『創造の代行者 ヴィーナス』は即座に光属性の通常モンスターを3体揃えられるので好相性です。「聖騎士」はレベル4・5で統一されているので、通常はこのカードとの組み合わせではレベル5・6の戦士族しかシンクロ召喚できませんが、単体で『魔聖騎士皇ランスロット』をシンクロ召喚できるこのカードを【聖騎士】に採用する価値は十分にあります。とは言え、このカードの効果はどちらも癖が強く、自身が「聖騎士」のサポートを受けられないので頼り過ぎるのは危険です。『魔聖騎士皇ランスロット』はチューナーに縛りはないので、特化する場合は『アンノウン・シンクロン』などの使いやすいチューナーも併用するのが無難です。