#310 凛天使クイーン・オブ・ローズ

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デュエルリンクスでの入手方法
(1)第20弾メインBOX「ブレイジング・ローズ」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「麗しき漆黒の薔薇」

『凛天使クイーン・オブ・ローズ』は地属性・植物族の最上級モンスターです。
アドバンス召喚のリリースを軽減する効果外テキストと、自分スタンバイフェイズ毎に攻撃力の一番低いモンスターを破壊する誘発効果を持ちます。
最上級モンスターにしては攻撃力が低めですが、植物族1体でアドバンス召喚できるため、【植物族】では上級モンスターのように扱えます。『ローンファイア・ブロッサム』や『増草剤』にも対応しており、フィールドに出すのに手間はかからないでしょう。破壊効果は対象を自分で選ぶ事ができません。強制効果ゆえに自分モンスターを巻き込む事もあり、フィールドの表側表示モンスターが自身のみの場合は自壊してしまいます。発動タイミングが自分スタンバイフェイズと遅いのも大きな欠点で、このカードをフィールドに出してから相手ターンを経なければ発動できません。その状況で相手がこのカードより攻撃力が低いモンスターを出したままでターンを明け渡すはずもなく、扱いづらい面が目立ちます。活用できるとしたら、戦闘破壊耐性を持つモンスターや大量のトークンを相手にする時くらいです。『ブラック・ガーデン』の影響下では「ローズ・トークン」をリリース要員にできる上に、自壊する可能性を抑えられ、「ローズ・トークン」3体分の蘇生にも対応しています。『黄泉ガエル』や『ナチュル・パイナポー』もリリースや自壊の回避という点で好相性です。『ギガプラント』に代わって隠し球として採用するのも面白いかも知れません。ただし、サポートのつもりで伏せた罠カードを使えないままでいると、『ナチュル・パイナポー』は自己再生できず、このカードは自壊するという最悪の事態になりかねません。使い捨てのアタッカー程度の感覚で運用するのが良いでしょう。墓地へ送った後、セットした『ロードポイズン』が相手に戦闘破壊されて蘇生し、返しのターンで効果を発動できれば理想的です。『ナイトメア・デーモンズ』のように攻撃力がこのカードより低く、破壊された場合にバーン効果が発生するカードと併用すると活かしやすくなります。