#317 ガーディアン・デスサイス

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第19弾ミニBOX「ガーディアン・オブ・ロック」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「太古の武具の目覚め」
(2)シークレットパック「天に捧げる舞」

『ガーディアン・デスサイス』は闇属性・悪魔族の特殊召喚モンスターです。
自身の効果でしか特殊召喚できない召喚制限と、自身を手札から特殊召喚する誘発効果と、『死神の大鎌-デスサイス』を装備する誘発効果と、自分のモンスターの召喚・特殊召喚を封じる永続効果と、自己再生する誘発効果を持ちます。
このカードの長所は②の効果でデッキから『死神の大鎌-デスサイス』を装備できる点です。『死神の大鎌-デスサイス』は互いの墓地のモンスターの数×500ポイント攻撃力を上げるので、中盤以降では相当な攻撃力が期待できます。墓地のモンスターが11体以上ならばワンターンキルも視野に入ります。しかし、このカードを特殊召喚するには、基本的に『ガーディアン・エアトス』をフィールドに出してから破壊する必要があります。あちらは召喚ルール効果で特殊召喚できますが、自分の墓地にモンスターが存在しない事が条件になっており、『死神の大鎌-デスサイス』の効果と全く噛み合っていません。このカードを活かすためには、ある程度墓地を肥やした上で、汎用蘇生カードや天使族サポートなどで『ガーディアン・エアトス』を特殊召喚するのが妥当です。『リビングデッドの呼び声』、『竜魂の幻泉』、『奇跡の光臨』などはフィールドを離れた場合に蘇生モンスターを破壊するので、このカードの特殊召喚に能動的に繋げられます。『光神化』も好相性で、攻撃力が半減するため自爆特攻しやすく、自壊効果をトリガーにする事もできます。破壊される場所は問わないので、『炎王獣 ヤクシャ』、『炎王の孤島』、「真竜」などで手札の『ガーディアン・エアトス』を破壊する方法もあります。いずれにしても、このカードを手札に用意する事は大前提なので、『ウェポンサモナー』で早めにサーチしておきましょう。一度特殊召喚に成功すれば、④の効果で手札1枚をコストに自己再生できます。自己再生時も②の効果は発動するので、『死神の大鎌-デスサイス』を複数装備する事も可能です。強制効果なのでタイミングを逃す心配はありませんが、強制的に手札を消耗し続けるため一長一短とも言えます。また、除外やバウンスに対しては無力で、③の効果により展開が著しく制限される点も厄介です。セットからの反転召喚と、自己再生にチェーンする事による特殊召喚は可能ですが、積極的に狙うのは難しく、汎用カードでは『リビングデッドの呼び声』が利用できる程度です。『禁じられた聖杯』で一時的に効果を無効化するという荒業もあります。『スキルドレイン』でも同じ事はできますが、特殊召喚前に発動していると②の効果も無効にされてしまいます。高い爆発力を持つ代わりに扱いは極めて難しいカードなので、このカードに特化したデッキ構築が求められます。