#372 妖神-不知火

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第22弾ミニBOX「ソウル・オブ・レザレクション」
(2)ピックアップBOX「ゴースト・リユニオン」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「幽世の炎と現世の炎」

『妖神-不知火』は炎属性・アンデット族のシンクロモンスター
自分のフィールド・墓地からモンスターを除外し、その種類によって3種類の効果を適用する起動効果を持ちます。
除外したモンスターが複数の条件を満たしている場合、効果も同じだけ適用できます。炎属性・アンデット族で統一され、シンクロモンスターが多く、除外される事で効果を発動するモンスターが多数を占める「不知火」とのシナジーは非常に強いです。「不知火」モンスターを除外した場合、自分フィールドのモンスターの全体強化と魔法・罠カード1枚の除去が可能です。強化値は300と微小なので、魔法・罠の除去が本命になります。さらに除外した「不知火」の効果が発動するので、1体のモンスターとしては影響する範囲が非常に広いと言えます。【不知火】ならば、このカードをシンクロ召喚する過程で、自然とコストに適したモンスターが墓地に溜まります。シンクロモンスターをコストにできれば、モンスター除去効果も付与されるので、『刀神-不知火』とレベル1チューナーの組み合わせは積極的に狙う価値があるでしょう。ただし、『不知火の宮司』を除外するだけでも同じ事はできます。展開の要となる『不知火の隠者』など、「不知火」は除外するモンスターの選択肢が豊富なので、あえてシンクロモンスターの除外を狙う必要がある状況は稀かも知れません。また、【不知火】はシンクロ召喚軸の構築が基本なので、チューナーやシンクロ召喚のギミックを活用すれば、「不知火」以外のシンクロモンスターが墓地に存在する状況は珍しくありません。特に『ゼラの天使』とは相性が良く、あちらを除外して効果を発動する事で、あちらの帰還させつつ、毎ターンの除去が可能になります。このカードも『ゼラの天使』もシンクロ素材に一切縛りはないので併用は容易です。このカードの欠点を挙げるとすれば、レベル7のシンクロモンスターとしては打点が低めで、自身の効果などでステータスを上昇させないと維持するのが難しいというところです。いざという時には自身を除外する事で全ての効果を適用できます。使い切りになってしまいますが、自分のフィールドに影響を及ぼさない狭範囲の『ブラック・ローズ・ドラゴン』のような運用が可能です。