#408 天照大神

デュエルリンクスでの入手方法
(1)「セラ」のレベルアップ報酬

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「気高き神の魂」

天照大神』は光属性・天使族の最上級モンスターです。
スピリットモンスターに属し、召喚・特殊召喚できない召喚条件と、裏側表示の状態で効果の対象になった場合ドローする誘発即時効果と、リバースした場合に全体除去を行う誘発効果と、リバースしたエンドフェイズにバウンスされる誘発効果を持ちます。
スピリットモンスターですが、表側攻撃表示での通常召喚すらできず、フィールドに出すにはセットするしかありません。『和魂』の効果はスピリットモンスターの召喚をサポートする効果で、セットには対応していないので、スピリットモンスター関連以外のアドバンスセットサポートが必須と言えます。アドバンス召喚を軸にしたデッキ御用達の『死皇帝の陵墓』は手札に引き込みやすい反面、②の効果で除外されてしまうので、使い捨てになりがちです。『スター・ブラスト』は妨害されにくい代わりに『死皇帝の陵墓』よりライフコストが重く、サーチ手段が乏しい事に加えて、手札のこのカードを公開する必要があるので奇襲性がゼロになってしまう事は無視できません。リリースを確保する手段としては、属性・種族が同じ『幻奏の音女セレナ』や『ジェルエンデュオ』は特殊召喚手段が豊富で、ダブルコストモンスターとして扱いやすく、『フォトンサンクチュアリ』や『迷える仔羊』もアドバンスセットのサポートに適しています。安定性には欠けるものの、相手モンスターの除外をトリガーに発動する『ゼータ・レティキュラント』のトークン生成効果も繰り返しアドバンスセットする補助としては一考の余地があるでしょう。【ガエルスピリット】では『黄泉ガエル』と『粋カエル』をリリースに用いる事で自身の被害を抑えつつ、継続的なリリースの確保が可能です。出しにくい代わりに効果は豪快で、リバースした場合に破壊を介さない全体除外が発動します。『スターライト・ロード』や『大革命返し』も通用せず、ほぼ全ての耐性を無視してフィールドを一掃できます。戦闘破壊される場合にもリバースする事はできるので、相手モンスターを道連れにできます。ただし、自分フィールドも更地にしてしまうため、『死皇帝の陵墓』などの永続カードに頼った運用は事実上不可能です。また、①の効果の運用には注意が必要で、①の効果でリバースした場合、新たにチェーンを組めるようになったタイミングでこのカードが表側表示で存在しなければ②の効果が発動しません。つまり、裏側守備表示のこのカードが除去効果の対象となった場合、発動できるのは①の効果だけで、基本的に②の効果は発動できないと認識しておいた方が良いです。『氷結界の龍 トリシューラ』などの対象を取らない除去や、『SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング』などの効果の発動そのものを封じてくる効果は天敵です。相手の行動に依存すると②の効果を活かせなくなる恐れがあるので、『太陽の書』や『ADチェンジャー』などで能動的にリバースする事も視野に入れるべきでしょう。とは言え、ただでさえ事故の原因になりがちな最上級スピリットモンスターとリリース要員に加えて、表示形式変更カードまで採用すると構築難度が上がります。確実性は多少下がるものの、『エフェクト・ヴェーラー』のようなフィールドに出す必要がない妨害カードを用意するのも手です。天使族を主体にするなら「宣告者」と合わせる事も考えられます。