#441 麗の魔妖-妲姫

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第25弾ミニBOX「フレイム・オブ・ザ・ハート」
(2)ピックアップBOX「ゴースト・リユニオン」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「幽世の炎と現世の炎」

『麗の魔妖-妲姫』は炎属性・アンデット族の下級モンスターです。
チューナーモンスターに属し、同名カードの存在を制限するルール効果と、エクストラデッキから「魔妖」が特殊召喚された場合に自己再生する誘発効果を持ちます。
エクストラデッキから「魔妖」を特殊召喚した時という非常に軽い条件にも関わらず、ノーコストで自己再生できます。このカードをシンクロ・リンク素材として使い回し、その特殊召喚をトリガーとして自己再生し続ける事が【魔妖】の基本になります。アンデット族ゆえに展開手段は豊富で、守備力0である事から『不知火の隠者』によるリクルートも可能です。自己再生効果としては珍しく回数制限がなく、フィールドから離れた際にデメリットも発生しないので、「魔妖」シンクロモンスターを出した直後に、そのモンスターと自己再生したこのカードで、レベルが2つ上の「魔妖」シンクロモンスターに次々と繋げていく事ができます。『氷の魔妖-雪女』をリンク召喚した場合にも同様に蘇生できますが、連続リンク召喚はあちらの制限により不可能なので、シンクロ召喚に繋ぐ事になります。相手に妨害されない限り、好きなだけシンクロ召喚を繰り返せる【魔妖】のキーカードです。『翼の魔妖-波旬』でこのカードをリクルートすれば、『轍の魔妖-朧車』、『毒の魔妖-土蜘蛛』、『翼の魔妖-天狗』、『麗の魔妖-妖狐』、『骸の魔妖-餓者髑髏』の順番で簡単に連続シンクロ召喚できる上に、「魔妖」シンクロモンスターの共通効果である自己再生効果を発動する準備が整います。「魔妖」シンクロモンスターの自己再生効果は墓地から他のアンデット族を除外する必要がありますが、破壊されたアンデット族をそのまま除外する事もできます。アンデット族の特殊召喚シンクロ召喚を連発する事を活かし、『精気を吸う骨の塔』と合わせれば20枚以上のデッキ破壊が、『コモンメンタルワールド』と合わせれば2500の効果ダメージを与える事が可能です。『シーアーカイバー』や『ヴェンデット・コア』などの奇数レベルのモンスターを用意できれば、さらなる連続シンクロ召喚も視野に入ります。非常に容易に特殊召喚できるチューナーですが、自己再生を行うターンはエクストラデッキから「魔妖」以外を特殊召喚できません。『TG ハイパー・ライブラリアン』で大量ドローを狙う場合は、事前に出しておく必要があるので手間がかかります。連続シンクロ召喚のギミックの都合上、エクストラデッキに大量の「魔妖」が存在する事が必須で、カテゴリ外のモンスターを採用する余地は少なめです。ちなみに制限の範囲はエクストラデッキからの特殊召喚のみであり、メインデッキはもちろん、蘇生・帰還にも制限は発生しません。