#556 EMトランプ・ウィッチ

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第36弾ミニBOX「イデア・オブ・アーマゲドン」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「魅了のエンタメ」
(2)セレクションパック「バトル・トラジェクトリー」

『EMトランプ・ウィッチ』は闇属性・魔法使い族の下級モンスターです。
ペンデュラムモンスターに属し、フィールドのモンスターを融合素材として融合召喚するペンデュラム効果と、自身をリリースして『融合』をサーチ・サルベージする起動効果を持ちます。
モンスター効果を使用するには自身をリリースする必要があるので、必然的に召喚権を使う事が多くなります。『融合』をサーチするだけなら、召喚する必要がない『沼地の魔神王』や、サーチした後もフィールドに残る『E・HERO ブレイズマン』の方が扱いやすいと言えます。こちらの強みはサーチとサルベージを兼ねるため、『融合』をピン挿しに留めたとしても除外されない限りは機能する点にあります。1ターンに1度の制限がないので、通常召喚した自身をリリースして『融合』をサーチ、融合召喚後にこのカードをペンデュラム召喚して『融合』をサルベージ、という動きも可能です。とは言え、やはりペンデュラム効果の方が目を引きます。毎ターン『融合』なしで融合召喚できますが、素材はフィールド限定で、手札融合もできません。同じく毎ターン利用できる『フュージョン・ゲート』と比べると、あちらは1ターンに1度の制限がなく、手札融合も可能です。一方、こちらは融合素材が除外されず、自身もペンデュラムモンスターである点を活かし、ペンデュラム召喚を絡める事で素材を使い回す事ができます。ただし、スケールがやや高めなので、他のペンデュラムモンスターとの組み合わせには注意が必要です。【音響戦士】では、『音響戦士ギータス』と合わせる事で『音響戦士マイクス』などのレベル5・6のペンデュラム召喚が可能になります。さらに『音響戦士ドラムス』や『音響戦士ピアーノ』の属性・種族変更効果を使えば、様々な融合召喚に繋げられます。自身は通常モンスターではありませんが、【ローレベル】で『始祖竜ワイアーム』などを融合召喚するギミックとして採用できます。ペンデュラムモンスターの『イグナイト・イーグル』、『イグナイト・マグナム』、『召喚師ライズベルト』と併用できる点で相性が良く、いずれもレベル3である事に加え、『イグナイト・イーグル』と『召喚師ライズベルト』はスケール2と低く、他のデッキでは持て余しがちなこのカードのスケールを有効活用できるでしょう。他には、『トライワイトゾーン』による通常モンスターの複数展開を軸にしたデッキや、展開力に長ける【おジャマ】、『ワンチャン!?』によるサーチを共有できる【ワイト】や【もけもけ】で使うのも面白いかも知れません。【おジャマ】や【もけもけ】ではカテゴリの融合モンスターの融合召喚のサポートになり、【ワイト】では『冥界龍 ドラゴネクロ』と『始祖竜ワイアーム』を使い分けられるようになります。