#558 EMトランプ・ガール

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第36弾ミニBOX「イデア・オブ・アーマゲドン」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「魅了のエンタメ」
(2)セレクションパック「バトル・トラジェクトリー」

『EMトランプ・ガール』は闇属性・魔法使い族の下級モンスターです。
ペンデュラムモンスターに属し、自身を融合素材とする融合召喚を行う起動効果と、ペンデュラムゾーンで破壊された場合にドラゴン族融合モンスター1体を蘇生する誘発効果を持ちます。
①の効果により、自身を素材に含めてフィールド融合できます。融合先の選択肢は多いとは言えませんが、通常の融合召喚に比べれば消費を抑えられます。類似効果を持つ「EM」には『EMユーゴーレム』や、属性・種族が同じ『EMオッドアイズ・ディゾルヴァー』が存在します。前者はこちらより扱いやすいレベルとスケールを持つ反面、融合先の範囲がこちらよりさらに狭く、後者は融合先の選択肢は多いものの、最上級モンスターゆえの出しづらさがあります。デッキによって使い分けるのも良いですが、併用する事で融合召喚の成功率を上げるのも一考の余地があるでしょう。ペンデュラム召喚を軸としたデッキならば、高い展開力を活かしてこのカードを使い回すのは容易です。スケール1と複数の融合先を擁する【オッドアイズ】や【メタルフォーゼ】とは特に好相性です。これらのデッキはキーカードや共通ペンデュラム効果によって、ペンデュラムゾーンのこのカードを容易に破壊できるため、②の効果ともシナジーがあります。闇属性とペンデュラム召喚を両立できる【魔界劇団】や、【Sin】のような召喚権が余りがちな闇属性軸のデッキに採用すれば、『スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』や『EMガトリングール』の融合召喚を狙う事が可能です。特に『EMガトリングール』はメインフェイズ2での引導火力にもなりえるので、狙うだけの価値はあります。「D-HERO」や「シャドール」と組み合わせる手もありますが、手札事故には注意が必要です。②の効果を能動的に使用するには、あらかじめ蘇生制限を満たしたドラゴン族融合モンスターを墓地に置いた上で、このカードを破壊しなければなりません。蘇生したモンスターもエンドフェイズには自壊してしまうので戦線の強化には不向きです。自分ターンに蘇生して攻撃、メインフェイズ2で素材として処理するのが理想になります。前述の【オッドアイズ】や【メタルフォーゼ】ならば、破壊しつつ別のカードをサーチできるので一石二鳥と言えます。