デュエルリンクスでの入手方法
(1)第53弾メインBOX「スターヴィング・ヴェノム」
マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「悪戯好きな幽霊」
『ゴーストリック・サキュバス』は闇属性・魔法使い族のエクシーズモンスターです。
モンスター除去を行いそのモンスターゾーンを封鎖する起動効果、他のゴーストリックが存在する限り攻撃されない永続効果を持つ。
前半の効果はモンスター除去とそのモンスターゾーンの封鎖。 単純な除去と見た場合、「自分フィールドのゴーストリックの攻撃力の合計以下」という除去範囲をどう扱うかが鍵となる。 単体でも攻撃力1400以下の除去は可能だが、相手フィールドに低攻撃力モンスターがいるかどうかは相手依存の面が強い。 こちらが複数のゴーストリックを並べる、ゴーストリックを強化する、相手モンスターを弱体化する等の工夫をすれば除去範囲も広がっていく。 また、自分のモンスターも破壊できるので、破壊された時の効果のトリガーに使用する手もある。 後半の効果は自身への攻撃を制限する効果であり、《ゴーストリック・アルカード》と対をなす。 ただ、【ゴーストリック】で使用した場合は相手ターンには裏側守備表示にしておくのが基本となるため、適用機会はあまり多くない。 一応、同名カードを2体並べればロックをかけられる。 注目すべきは、前半の効果でエクストラモンスターゾーンのモンスターを破壊した場合、そのゾーンを封じられる点。 もう片方のゾーンに自身または他の自分モンスターを出していれば相手はエクストラモンスターゾーンが全く使用できなくなる。 【リンク召喚】や【ペンデュラム召喚】には刺さり、特に前者は【ゴーストリック】が苦手とする上に展開の起点がエクストラモンスターゾーンに配置される事も多い。 相手のデッキがそうであると判明している場合は、先攻1ターン目に自分モンスターを破壊してでも狙ってみる価値はある。 ただし、自分モンスターを破壊するコンボの場合、破壊後に改めて別のモンスターをもう片方のエクストラモンスターゾーンに出す必要があるため、消費は嵩む。 【ゴーストリック】で採用する場合、レベル2はレベル1・3に比べ採用率が低くなりやすいため、真っ当なエクシーズ召喚ではなく《ゴーストリック・リフォーム》から特殊召喚する方が楽だろう。 《ゴーストリック・デュラハン》で弱体化させた後に《ゴーストリック・リフォーム》でこのカードに繋げば攻撃力2800まで除去可能となる。 【ゴーストリック】は守備表示にできないリンクモンスターを苦手とするので、相手に出される前に封殺できれば望ましい。 汎用ランク2として【ランク2】系統に採用する場合、メインフェイズの除去という点で《エピュアリィ・ノアール》や《神隠し鬼火丸》と競合する。 範囲が限定されているので単純な除去力では劣るが、上記の通りエクストラモンスターゾーンを封殺できるのは固有の強みと言える。 同名カードを2枚並べられれば、前半の効果で攻撃力2800以下を除去できる上に後半の効果でロックが完成するため狙ってみるのも良い。 効果を使い終わった《魔導書士 バテル》2枚でエクシーズ召喚でき、《ヒュグロの魔導書》で効果対象を広げられる【魔導書】でも相性が良い。 変わった運用法としては、《ゴーストリックの駄天使》や《ゴーストリック・ショット》の効果でエクシーズ素材を増やせるランク2という点に着目した使い方がある。 【ゴーストリックピュアリィ】では、《ゴーストリック・リフォーム》の効果で特殊召喚されたこのカードに5つ以上のエクシーズ素材を持たせる事で、ランク7ピュアリィを重ねられる。 《ゴーストリックの駄天使》でサーチした《ゴーストリック・リフォーム》をピュアリィ速攻魔法の効果で墓地へ送る事は容易いため、比較的無理なくこのカードへと繋げられる点でもシナジーする。