#134 ゴーストリックの雪女

デュエルリンクスでの入手方法
(1)「ゴースト骨塚」のレベルアップ報酬

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「悪戯好きな幽霊」
(2)セレクションパック「リコレクション・ザ・ストーリー」

『ゴーストリックの雪女』は闇属性・魔法使い族の下級モンスターです。
「ゴーストリック」共通の「ゴーストリック」存在時のみ召喚できる召喚制限と、自身を裏側守備表示にする起動効果と、自身を戦闘破壊したモンスターを裏側守備表示にして表示形式を変更不能にする誘発効果を持ちます。
自身を戦闘破壊した相手モンスターを裏側守備表示にした上で、表示形式を変更できなくさせるので、対象となったモンスターは他のカードの効果で表示形式を変更しない限り、攻撃と効果の発動が不可能になり、シンクロ・エクシーズ素材としても使用できなくなります。そのままの状態ではリリースか融合素材くらいにしか使えません。厄介な永続効果や誘発即時効果などを封殺し、相手フィールドにモンスターが残る事で『フォトン・スラッシャー』などの効果を阻害する事もできます。『デモンズ・チェーン』と違い、『サイクロン』などで解除する事もできないので、最悪の場合、相手は『ブラック・ホール』などで自ら除去せざるを得なくなる可能性もあります。対象を取らない上に、ダメージステップに発動するので、対抗手段が非常に少ない事も特徴です。リリースを封じる『生贄封じの仮面』と『おジャマトリオ』を活用する【コスモロック】では極めて嫌らしい動きが期待できます。相手のデッキにもよりますが、効果を発動できれば相手の思惑を大きく狂わせる事ができるでしょう。戦闘破壊される必要があるので、このカードの存在が知られれば相手が最大限に警戒するのは必定であり、自爆特攻しない限り効果は使えないと思った方が良いです。しかし、「ゴーストリック」共通の召喚制限により、単体で効果破壊を回避しつつ、自爆特攻するのは簡単ではありません。特殊召喚する手段を最大限に活用したいところです。魔法使い族サポートの『マジカル・コンダクター』、『見習い魔術師』、『召喚師セームベル』、『マジカル・アンダーテイカー』で、デッキ・手札・墓地からのリクルートが可能であり、『ディメンション・マジック』、『ネクロの魔導書』、『マジシャンズ・サークル』、『ワンショット・ワンド』なども利用できます。裏側守備表示にする事で、『ゴーストリック・ハウス』などの影響下では攻撃を回避できますが、このカードは戦闘破壊されなければ意味がないので、その部分では噛み合っていません。ダメージを半減する効果を活かして自爆特攻を狙っていきましょう。他の「ゴーストリック」のサポートだけでなく、効果が成功すれば相手の戦線を大きく乱す事ができるので、場合によっては『ゴーストリックの魔女』よりも優先されます。