デュエルリンクスでの入手方法
(1)第51弾メインBOX「ヴァレルソード・スラッシュ」
マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「大自然の蟲惑」
『アロメルスの蟲惑魔』は地属性・昆虫族のエクシーズモンスターです。
エクシーズ素材を持つ場合のみ罠カードの効果を受けない永続効果と、レベル4の昆虫族または植物族を蘇生する起動効果と、自分のカードの効果でフィールドを離れ、墓地へ送られた・除外されたモンスターを特殊召喚できる誘発効果を持ちます。
①の効果はメインデッキの「蟲惑魔」の共通効果の範囲を広げたもので、エクシーズ素材がある限り、「ホール」や「落とし穴」に加えて『強制脱出装置』や『激流葬』などの通常罠、さらに永続罠やカウンター罠の効果も受けなくなります。採用率の高い『無限泡影』の効果を受けずに済むのは相当の強みです。ただし、このカードは同じ効果を持つ『フレシアの蟲惑魔』以上にエクシーズ素材の消費が激しいため、耐性を失いやすい事には留意が必要です。耐性を活かす事で、このカードのエクシーズ召喚を自分の『激流葬』などのトリガーに利用して、③の効果に繋げられます。②の効果は対象がレベル4に限定されていますが、【昆虫族】や【植物族】では扱いやすい効果です。メインデッキの「蟲惑魔」を全て対象にできる上に、『ティオの蟲惑魔』や『トリオンの蟲惑魔』のトリガーにもなります。「蟲惑魔」以外では、『カブトロン』を蘇生して、あちらの効果でレベル4の昆虫族を蘇生する事で、2体目のこのカードや『フレシアの蟲惑魔』などのランク4のエクシーズ召喚に繋げる事が可能です。ただし、『カブトロン』の効果が表側表示の魔法・罠カードをコストとする関係上、「ホール」「落とし穴」以外の永続魔法または永続罠が必要となり、ある程度偏ったデッキ構築が必要になります。③の効果は、戦闘破壊やバウンス、「壊獣」などの効果を伴わない除去には対応できませんが、破壊、除外、墓地へ送る効果の全てをトリガーにできるので、条件は比較的緩い部類です。自身が「蟲惑魔」である事を踏まえると、最も扱いやすいトリガーは「落とし穴」「ホール」になるでしょう。いずれの効果も【蟲惑魔】はもちろん、【昆虫族】や【植物族】でも採用できる汎用性の高さを持ち、ランク4である事と②の効果の蘇生先がレベル4である事から、レベル4を軸とするデッキでは活躍が期待できます。ただし、【植物族】は主力となるモンスターのレベルがばらけやすく、容易に高レベルモンスターを展開できる『ローンファイア・ブロッサム』の存在により、意識しないとレベル4を軸とした構築にはなりづらい面があります。また、植物族は専用の蘇生効果を持つサポートカードが豊富に存在し、このカードでなければできない動きはそれほど多くありません。一方、【昆虫族】においては未だに専用の蘇生カードは貴重であり、『ゴキポール』のサーチ対象がレベル4である事や、『大樹海』の性質によりレベルも統一させやすいと言えます。このカード自身が昆虫族なので、蘇生したモンスターと合わせて『甲虫装機 ピコファレーナ』などのリンク召喚も狙えます。『B・F-早撃ちのアルバレスト』で『スモーク・モスキート』を蘇生したり、『ジャイアントワーム』、『騎甲虫アサルト・ローラー』、『ガード・マンティス』などを利用してランク4のエクシーズ召喚に繋げるなど、相性の良いカードが多いです。『G・ボールパーク』でレベル4の昆虫族を並べれば、エクシーズ素材を3つ持った状態でエクシーズ召喚する事も可能です。②の効果にエクシーズ素材を2つ要求される関係上、2体でエクシーズ召喚した場合は②と③の効果はどちらかしか使用できません。デッキの内容や盤面に応じて、どちらを選択するか、あるいは3体以上の素材でエクシーズ召喚するかを判断する必要があります。②の効果は無意味になりますが、【光天使】とは相性が良く、エクシーズ素材3体でエクシーズ召喚する事が容易で、『光天使セプター』をエクシーズ素材にする事で除去効果が発動するため、即座に③の効果を使用できます。