#349 極星天ヴァルキュリア

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第22弾メインBOX「ヴァルハラ・コーリング」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「星界の三極神」

『極星天ヴァルキュリア』は光属性・天使族の下級モンスターです。
チューナーモンスターに属し、召喚に成功した時に手札の「極星」と名のついたモンスター2体を除外し、エインヘリアルトークンを特殊召喚する誘発効果を持ちます。
トークンを生成する事で、召喚して即座にレベル6・10のシンクロ召喚が可能です。ただし、発動条件は厳しく、序盤はまだしも終盤に向かうほど発動は難しくなると言わざるを得ません。積極的に効果を活用したい場合は、フリーチェーンや『極星宝グングニル』の除外を駆使してフィールドを一時的に空にする工夫が必要です。手札コストにするカード共々温存する事で、『裁きの龍』などに自分フィールドを更地にされたとしても切り返せる余地はありますが、全体除去を通してしまった以上、そのまま敗北する可能性の方が高いでしょう。また、効果を無効にされた場合は、手札コストが丸々無駄になり、ディスアドバンテージは計り知れません。そもそも「極星」は除外する事のメリットが乏しく、「極星獣」以外とのシナジーも薄いため、このカードを主軸にするだけで手札事故の危険性が高まります。「極星天」チューナーである事から、『極神聖帝オーディン』のシンクロ召喚と自己再生に利用できるものの、このカードの効果に頼り切るのは危険なので、フィールドのモンスターの合計レベルを10にできる素早い展開手段を併用したいところです。ペンデュラム召喚で大量展開するか、『墓守の偵察者』、『幻銃士』、『ギアギアギア』などが候補になります。『極星霊リョースアールヴ』や『極星獣ガルム』は効果やステータスを活かせば並べやすく、手札コスト要員も兼ねる事ができます。『フォトン・スラッシャー』を特殊召喚後、『極星霊リョースアールヴ』を召喚して『フォトン・スラッシャー』を指定し、効果でこのカードを特殊召喚すれば『極神聖帝オーディン』のシンクロ召喚に繋げられます。【ジャンクドッペル】では、『ジャンク・シンクロン』を召喚して墓地のこのカードを蘇生、『ドッペル・ウォリアー』を手札から特殊召喚、『アクセル・シンクロン』をシンクロ召喚してレベルを6に変更し、ドッペル・トークン1体と合わせてレベル7のシンクロ召喚を行えば、このカードとレベル7のシンクロモンスターとドッペル・トークンで合計レベル10にする事が可能です。手札コストの指定が厳しい事と、同じレベル・種族には優秀なチューナーが多数存在する事から、『極神聖帝オーディン』に特化したデッキ以外での採用は無意味だと言えます。逆に言えば『極神聖帝オーディン』を主軸とする以上は、あちらの自己再生コストに使用できる事も踏まえてフル投入が推奨されます。