#223 精霊神后 ドリアード

デュエルリンクスでの入手方法
(1)「龍可」のデュエル報酬
(2)育ててクリボー

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「精霊術の極み」

『精霊神后 ドリアード』は光属性・魔法使い族の特殊召喚モンスターです。
自分・相手の墓地のモンスターの属性が6種類以上の場合のみ特殊召喚できる召喚条件と、攻撃力・守備力を自分・相手の墓地のモンスターの属性の種類×500アップする永続効果と、自分の墓地のモンスター3体を除外して相手モンスターの特殊召喚を無効にして破壊する誘発即時効果を持ちます。
特殊召喚するには、実質的に墓地に全ての属性を揃える必要があります。相手の墓地も参照しますが、属性がばらけたデッキは少なく、闇属性と光属性、汎用性の高い手札誘発カードである『灰流うらら』の炎属性を期待できる程度なので、基本的に自分の墓地に全ての属性を揃えるつもりで運用しましょう。全ての属性を網羅するカテゴリはいくつか存在しますが、召喚条件を満たせない限り、このカードは事故要員以外の何物にもなりません。墓地を肥やす事に特化するか、このカードを手札コストとして処理できる構築が求められます。属性がばらけていて、サーチや墓地肥やしに長ける【星杯】や【六武衆】は比較的容易に召喚条件を満たせるでしょう。6種類の属性を網羅するためだけに不要なカードを採用すると、今度はそれが手札事故の原因になりかねないので、汎用性の高いカードを少数採用し、任意のタイミングで墓地へ送れるような構築にした方が事故率を下げる事ができます。『ブレイズ・キャノン・マガジン』と『ヴォルカニック・バックショット』の出張セットや、墓地で属性を変更できる「エレメントセイバー」などは利用しやすいでしょう。墓地肥やしに特化した【推理ゲート】や『隣の芝刈り』などを利用するデッキも選択肢には入りますが、運任せになる事は覚悟する必要があります。『轟雷帝ザボルグ』の効果で自身を破壊し、エクストラデッキから光属性以外の5種類を墓地へ送れば即座に召喚条件を満たす事ができます。このカードは光属性なので、『フォトンサンクチュアリ』で『轟雷帝ザボルグ』のリリースを用意したターンでも誓約に引っかかりません。また、『ダーク・ドリアード』は様々な使い方によるサポートが可能です。『ダーク・ドリアード』の効果でデッキトップに地・水・炎・風属性を置き、『ライトロード・セイント ミネルバ』をエクシーズ召喚、効果でデッキトップから3枚を墓地へ送ってから自爆特攻すれば、『ライトロード・セイント ミネルバ』の効果でさらにデッキトップから3枚が墓地へ送られ、6種類の属性が墓地に揃います。『魔の試着部屋』でデッキトップに置いた4種類の属性を特殊召喚して各種素材に使用し、その過程で6種類の属性を揃える手もあります。『ウォーター・スピリット』と『ガード・オブ・フレムベル』を含めたレベル1の通常モンスター4種類を使う場合は、『A BF-雨隠れのサヨ』を経由して『虹光の宣告者』をシンクロ召喚し、『ダーク・ドリアード』と『虹光の宣告者』を素材としてランク4のエクシーズ召喚に繋ぎ、エクシーズ素材の『虹光の宣告者』を取り除けば儀式魔法・儀式モンスターのサーチも可能です。通常モンスターの比率が高い場合は『高等儀式術』も併用できます。神属性モンスターや『真実の名』を採用する事も考えられます。①の効果により、フィールドに出した時点での攻撃力は3000となります。アタッカーとして十分な数値であり、召喚自体にコストは不要なので、複数展開できれば火力は相当なものになります。②の効果は回数制限がありませんが、使う度に墓地アドバンテージを大きく失い、このカードの攻撃力も比例して下がってしまいます。慎重にマストカウンターを見極める必要があります。ちなみに、自身を特殊召喚したターンに②の効果を発動する事は稀なので、『クリッター』などのサーチに慎重になる必要はありません。