デュエルリンクスでの入手方法
(1)第50弾メインBOX「ストライカー・エクスパンション」
マスターデュエルでの入手方法
(1)セレクションパック「ビヨンド・ザ・スピード」
(2)シークレットパック「紅き花の聖騎士団」
『時花の賢者-フルール・ド・サージュ』は闇属性・魔法使い族の最上級モンスターです。
自身を特殊召喚し、対象とした自分フィールドのモンスターとフィールドのカード1枚ずつを破壊する起動効果と、自身以外の自分墓地のモンスターをデッキに戻した後に、レベル1植物族をサーチ・サルベージする誘発効果を持ちます。
①の効果は単純に使用するだけでも、互いのフィールドのカードを1枚ずつ破壊し、攻撃力2900のこのカードを場に出せます。対象とする自分モンスター次第ではそれ以上のリターンを得る事も可能で、効果処理の最後に破壊するためタイミングを逃す心配をもありません。デッキ全体が効果破壊をトリガーとする【炎王】や【破械】、キーカードを破壊する事に意味のある【おもちゃ箱】や【ユベル】とは特に相性が良いです。【魔法使い族】においては、サクリファイスエスケープが容易な「ウィッチクラフト」や『ジゴバイト』を対象にすると効率的で、『相剣大公-承影』は破壊を回避しつつ除去のトリガーになれる上に、レベル2チューナーとこのカードであちらをシンクロ召喚できます。ちなみに、自分フィールドのカード2枚を対象とする事もできるので、先攻1ターン目などの相手フィールドにカードが存在しない場合にも発動可能です。ただし、特殊召喚した後に破壊する処理を行う都合上、モンスターゾーンが全て埋まっている状況では発動できません。②の効果はフィールドから墓地へ送られた場合に限定されていますが、方法は不問なので、リリースやリンク素材にする事で能動的に条件を満たせます。①の効果で自分のリクルーターを破壊した場合、それをデッキに戻して使い回す事ができます。サーチ先が植物族限定なのが玉に瑕ですが、『死の花-ネクロ・フルール』は効果破壊とシナジーするカードなので併用はしやすいでしょう。スケール0で融合召喚効果を持つ『捕食植物ブフォリキュラ』も候補になります。『スキルドレイン』の影響下でも特殊召喚と除去が行えるので、《スキルドレイン》を利用するデッキ、あるいは『スキルドレイン』の対策の両方に活用できます。【サンアバロン】では『聖蔓の社』を破壊する事でデメリットを帳消しにできる上に、植物族のサーチとエクストラデッキの使い回しと、効果を十全に活かせるため好相性です。【捕食植物】では『捕食植物セラセニアント』、『捕食植物ビブリスプ』、『捕食植物ブフォリキュラ』をサーチ可能で、『グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』の融合素材にもなれます。【アロマ】では『アロマージ-ローリエ』、『アロマセラフィ-アンゼリカ』、『アロマリリス-ロザリーナ』をサーチできる他に、貴重な除去要員として採用が検討できるでしょう。