#800 呪眼の女王 ゴルゴーネ

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第50弾メインBOX「ストライカー・エクスパンション」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「闇の力の代償」

『呪眼の女王 ゴルゴーネ』は闇属性・悪魔族のリンクモンスターです。
墓地の「呪眼」の数だけ強化する永続効果と、『セレンの呪眼』を装備している時に相手モンスター効果を無効にする誘発即時効果と、②の効果の発動をした次のターンのスタンバイフェイズにリンク先のモンスターを破壊する誘発効果を持ちます。
リンク素材は「呪眼」を含むモンスター2体なので、特殊召喚しやすい“「呪眼」の眷属”を利用するのが効率的でしょう。「呪眼」以外のモンスターをリンク素材に使える事から、このカードを経由すれば『呪眼の王 ザラキエル』のリンク召喚に必要な素材を若干軽減する事もできます。①の効果は強化値が低い上に、元々の攻撃力も高くはないので、アタッカーとしてはやや心許ないところです。『セレンの呪眼』による強化と合わせて、『呪眼の王 ザラキエル』の①の効果を適用する際の補助が主な役割になります。②の効果はフリーチェーンで相手モンスターの効果を無効にできるため、相手の展開を大きく牽制する事が可能です。『呪眼の死徒 サリエル』と『呪眼の王 ザラキエル』の効果はいずれも破壊による制圧のため、召喚・特殊召喚に成功した際の効果の発動を止められない欠点がありますが、その穴を埋める事ができます。③の効果については、『呪眼の王 ザラキエル』と同様に相手フィールドにリンク先を向ける事でデメリットを押し付けるのが無難です。【呪眼】のキーカードである『呪眼の死徒 サリエル』を破壊するのも良いですが、基本的にはリンク先にモンスターを置かないか、破壊耐性を持つモンスターをリンク先に特殊召喚する事で被害を抑えるのが望ましいでしょう。

#799 聖騎士の槍持ち

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第50弾メインBOX「ストライカー・エクスパンション」

マスターデュエルでの入手方法
(1)セレクションパック「ビヨンド・ザ・スピード」
(2)シークレットパック「紅き花の聖騎士団」

『聖騎士の槍持ち』は光属性・戦士族の下級モンスターです。
召喚・特殊召喚に成功した場合にレベル8以下のモンスター1体を『フルール・シンクロン』扱いのチューナーにする誘発効果と、自身をリリースして装備魔法をサーチする起動効果を持ちます。
①の効果により、チューナー以外のモンスター同士でのシンクロ召喚や、『アルティマヤ・ツィオルキン』の特殊召喚などが可能になります。レベル7~8のシンクロモンスターには、光属性のチューナーを指定するものと、光属性のチューナー以外のモンスターを指定するものが両方存在するため、このカード単体でどちらの要求も満たす事ができます。『花騎士団の駿馬』と『ケンタウルミナ』とは特に相性が良く、前者のサーチと融合召喚で墓地へ送られた直後に、後者で蘇生する事で『フルール・ド・シュヴァリエ』のシンクロ召喚に繋ぐ事が可能です。さらに『ケンタウルミナ』の効果でモンスターを除去できるので、アドバンテージの面でも有用と言えます。同じ組み合わせで『ヴィサス=アムリターラ』をシンクロ召喚した場合は、サーチ効果を使う事でアドバンテージを得られます。②の効果については、リバースした時にサーチする『名工 虎鉄』と比べて、自身をコストにする必要がある代わりに速攻性に優れています。装備魔法を多用するデッキや特定の装備魔法をキーカードとするデッキでは、この効果だけを目当てに単体採用する事も十分に考えられるでしょう。その場合は、召喚・特殊召喚時にコストなしでサーチできる『アショカ・ピラー』と競合します。あちらはデメリット効果を持ってはいますが、容易に回避できるので、サポートが豊富な戦士族である点、「聖騎士」に属する点で差別化を図りたいところです。『ケンタウルミナ』と併用する場合は『フルール・ド・シュヴァリエ』を強化できる『フルール・ド・フルーレ』をサーチするのが妥当でしょう。他には、『ケンタウルミナ』を再利用できる『再融合』、『フルール・ド・フルーレ』より攻撃力を高くできる『フュージョン・ウェポン』などが候補になります。も候補。「聖剣」装備魔法が要となる【聖騎士】においては、②の効果はシナジーがある事は間違いありませんが、自身をリリースしなければならないこのカードに頼らずとも「聖剣」をサーチする手段は存在します。光属性の「聖騎士」にはチューナーが存在しないため、【聖騎士】でこのカードを採用する場合は、レベル2の光属性「聖騎士」チューナーとして活用し、いざという時に②のサーチ効果も使えるといった運用が良いでしょう。

#798 溟界妃-アミュネシア

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第50弾メインBOX「ストライカー・エクスパンション」

マスターデュエルでの入手方法
(1)セレクションパック「インヴィンシブル・レイド」

『溟界妃-アミュネシア』は闇属性・爬虫類族の最上級モンスターです。
自分フィールドのモンスター2体をリリースして自己再生できる起動効果と、相手フィールドのカード1枚を墓地へ送る誘発効果と、同名カード以外の光・闇属性の爬虫類族を蘇生できる誘発効果を持ちます。
①の効果は「溟界」最上級モンスターの共通効果で、2体のリリースが必要である事を踏まえると、消費の面ではアドバンス召喚した場合と変わりません。墓地へ送る下準備は必要ですが、召喚権を使わずに済む点と、羊トークンなどの制約があるトークンを利用できる点を活かしたいところです。②の効果は対象を取らない上に、カードの種類を問わず、破壊ではない除去なので、極めて利便性の高い除去手段ですが、“相手の墓地のモンスターが蘇生した場合”という発動条件を満たしにくいのがネックになります。【アンデット族】などは相手のプレイングがトリガーとなる場合も考えられますが、自分が狙ったタイミングで使用するには『一惜二跳』、『溟界の漠-フロギ』、『溟界の虚』、『天龍雪獄』といった少々癖のあるカードを併用せざるを得ません。そもそも相手の墓地のモンスターが蘇生した時点で、相手にアドバンテージを与えているも同然で、そこから1枚を除去してもこちらのアドバンテージには直結しません。さらに、これらのカードは【爬虫類族】とのシナジーが薄く、自然に組み込むのは難しいのが実情です。積極的に狙う場合は、このカードを中心に特化した構築を目指す必要があるでしょう。そうでないなら、この効果は潔く無視して、たまたま相手が蘇生した場合に使える効果である、程度の認識に留めておくのが無難です。『溟界神-オグドアビス』は墓地から蘇生したカードを除去できないので、相手が蘇生した厄介なモンスターを除去する手段としては役立ちます。「溟界」最上級モンスターは自身の蘇生効果を使うと無視できないデメリットが発生するため、③の効果で蘇生する価値は高いと言えます。それ以外には、相手の除去に対する保険として機能する『エーリアン・ソルジャー M/フレーム』が候補になります。トリガーとなる“相手の手札・デッキからモンスターが墓地に送られた場合”については、墓地肥やしや手札誘発が当たり前の現環境では相手任せでも確実に条件を満たす事ができるでしょう。能動的に使用したい場合は、『溟界の漠-ゾーハ』の①の効果が利用できます。受動的ではあるものの、②の効果に比べれば圧倒的に使用しやすい効果なので、③の効果を念頭に構築に組み込むのが妥当です。

#796 朔夜しぐれ

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第50弾メインBOX「ストライカー・エクスパンション」

マスターデュエルでの入手方法
(1)マスターパック

『朔夜しぐれ』は風属性・アンデット族の下級モンスターです。
チューナーモンスターに属し、特殊召喚に成功した相手モンスターの効果を無効にし、そのモンスターがフィールドを離れた際にダメージを与える誘発効果を持ちます。
同様の効果を持つ手札誘発には『エフェクト・ヴェーラー』と『無限泡影』が存在します。両者と比べた場合、バーンが発生する点、自分フィールドに出された相手のモンスターを対象にできる点で優れています。『エフェクト・ヴェーラー』に対しては、発動が相手メインフェイズに限定されていない点、“捨てて発動する”のでカードを墓地へ送れない状況でも発動できる点で優り、『無限泡影』に対しては、フィールドの状態に関係なく手札から発動できる点で優ります。逆に、両者より劣るのは発動できるタイミングが相手が特殊召喚に成功した場合に限られる点です。相手ターンに発動する場合、特殊召喚の多くはメインフェイズに行われるため、発動できるタイミングにおいて『エフェクト・ヴェーラー』より優れているとは言えません。通常召喚したモンスターに対応していないので、『魔界発現世行きデスガイド』などの通常召喚を起点とする展開を止める事もできません。発動タイミングが制限されているため、相手の効果の発動を不発にして、コストを無駄に払わせるといった運用も難しいのが実情です。また、展開の過程でフィールドから離れやすいモンスターは基本的にステータスが低いので、大したダメージは期待できません。バーンダメージを稼ぎたい場合は大型モンスターに対して発動する事になりますが、その場合は自前で除去手段を用意する必要があります。とは言え、狙い目となるモンスターの登場を悠長に待ち構えていると、途中で妨害手段を持つモンスターを並べられたり、そもそも耐性を持っている大型モンスターを出されたりといった具合に、除去してバーンを狙う以前にこのカードの効果自体が通らなくなる事も珍しくありません。展開要員のモンスターでも1000前後の攻撃力を持つものは少なくないため、デュエルの終盤ではそれらに対して発動する事で相手の展開を阻害できる可能性はあります。相手ターンの妨害札としては『エフェクト・ヴェーラー』や『無限泡影』に劣る場合が多いので、自分ターンに発動できる点と相手が特殊召喚したモンスターならばフィールドに関係なく発動できる点を活かしましょう。頻度は高くないものの、自分ターンに相手が特殊召喚するモンスターとしては「アーティファクト」や、シンクロチューナーなどを介して出されるシンクロモンスターが該当し、除去・制圧効果を持つものがほとんどなので、それらを無効にできれば確実に優位に立てます。自分がフィールドにカードを出した後に相手が特殊召喚してくる事も多いので、メタとしての確実性は『無限泡影』に優ると言えます。展開要員のモンスターと異なり、相手がわざわざ自分ターンに出してきたモンスターはステータスが高い場合が多いので、効果を無効にしたモンスターを除去できれば引導火力にもなりえます。【相剣】や【勇者トークン】などトークンを使用するデッキに対しては『トークンコレクター』対策としても機能します。フリーチェーンで発動できる除去カードと併用すれば、破壊耐性や除外耐性を無視して除去とバーンを両立できるため、相性は抜群です。特に『破壊輪』は自分もダメージを受けますが、相手モンスターの攻撃力の2倍のダメージを与える事ができます。

#794 時花の賢者-フルール・ド・サージュ

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第50弾メインBOX「ストライカー・エクスパンション」

マスターデュエルでの入手方法
(1)セレクションパック「ビヨンド・ザ・スピード」
(2)シークレットパック「紅き花の聖騎士団」

『時花の賢者-フルール・ド・サージュ』は闇属性・魔法使い族の最上級モンスターです。
自身を特殊召喚し、対象とした自分フィールドのモンスターとフィールドのカード1枚ずつを破壊する起動効果と、自身以外の自分墓地のモンスターをデッキに戻した後に、レベル1植物族をサーチ・サルベージする誘発効果を持ちます。
①の効果は単純に使用するだけでも、互いのフィールドのカードを1枚ずつ破壊し、攻撃力2900のこのカードを場に出せます。対象とする自分モンスター次第ではそれ以上のリターンを得る事も可能で、効果処理の最後に破壊するためタイミングを逃す心配をもありません。デッキ全体が効果破壊をトリガーとする【炎王】や【破械】、キーカードを破壊する事に意味のある【おもちゃ箱】や【ユベル】とは特に相性が良いです。【魔法使い族】においては、サクリファイスエスケープが容易な「ウィッチクラフト」や『ジゴバイト』を対象にすると効率的で、『相剣大公-承影』は破壊を回避しつつ除去のトリガーになれる上に、レベル2チューナーとこのカードであちらをシンクロ召喚できます。ちなみに、自分フィールドのカード2枚を対象とする事もできるので、先攻1ターン目などの相手フィールドにカードが存在しない場合にも発動可能です。ただし、特殊召喚した後に破壊する処理を行う都合上、モンスターゾーンが全て埋まっている状況では発動できません。②の効果はフィールドから墓地へ送られた場合に限定されていますが、方法は不問なので、リリースやリンク素材にする事で能動的に条件を満たせます。①の効果で自分のリクルーターを破壊した場合、それをデッキに戻して使い回す事ができます。サーチ先が植物族限定なのが玉に瑕ですが、『死の花-ネクロ・フルール』は効果破壊とシナジーするカードなので併用はしやすいでしょう。スケール0で融合召喚効果を持つ『捕食植物ブフォリキュラ』も候補になります。『スキルドレイン』の影響下でも特殊召喚と除去が行えるので、《スキルドレイン》を利用するデッキ、あるいは『スキルドレイン』の対策の両方に活用できます。【サンアバロン】では『聖蔓の社』を破壊する事でデメリットを帳消しにできる上に、植物族のサーチとエクストラデッキの使い回しと、効果を十全に活かせるため好相性です。【捕食植物】では『捕食植物セラセニアント』、『捕食植物ビブリスプ』、『捕食植物ブフォリキュラ』をサーチ可能で、『グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』の融合素材にもなれます。【アロマ】では『アロマージ-ローリエ』、『アロマセラフィ-アンゼリカ』、『アロマリリスロザリーナ』をサーチできる他に、貴重な除去要員として採用が検討できるでしょう。

#793 丑三つ時のお菊人形

デュエルリンクスでの入手方法
(1)RUSH第1弾プチBOX「進化のライジングハート」

『丑三つ時のお菊人形』は闇属性/アンデット族の下級/通常モンスターです。
2022年6月4日発売の「メガロードパック」で登場しました。

#792 背後の花子さん

デュエルリンクスでの入手方法
(1)RUSH第1弾プチBOX「進化のライジングハート」

『背後の花子さん』は闇属性/アンデット族の下級/通常モンスターです。
2022年6月4日発売の「メガロードパック」で登場しました。