デュエルリンクスでの入手方法
(1)第42弾ミニBOX「ステージ・オブ・トリックスター」
マスターデュエルでの入手方法
(1)マスターパック
『お注射天使リリー』は地属性・魔法使い族の下級モンスターです。
ダメージ計算時にライフポイントを2000支払うことで大幅に自己強化される誘発即時効果を持ちます。
下級モンスターでありながら、ライフコストを支払う事で攻撃力3400のアタッカーに化けます。強い制圧力を持つモンスターでも攻撃力3400を上回るものは少なく、単騎でほとんどのモンスターを戦闘破壊可能です。特に、高い攻撃力と強いメタ効果を併せ持つモンスターを突破する際に有効で、特殊召喚を制限する『大天使クリスティア』や『エルシャドール・ミドラーシュ』、魔法・罠カードを封じる『ナチュル・エクストリオ』などを、下級モンスター1体を通常召喚する事で一方的に倒せるのが心強いと言えます。相手から攻撃された場合にも発動できるので、ライフコストさえ支払える状態ならば戦闘破壊される危険性は極めて低いです。また、直接攻撃する際にも発動できるので、初期ライフの半分近くを削る事が可能で、状況によってはフィニッシャーにもなりえます。魔法使い族である事からサポートも豊富で、特に「魔導書」に対応している点が大きく、『トーラの魔導書』で安全に攻撃を通す事ができます。レベル・攻撃力共に低い事も利点として作用し、『デブリ・ドラゴン』、『クレーンクレーン』、『マジカル・コンダクター』などで特殊召喚可能です。それらを『地獄の暴走召喚』のトリガーとすれば、一気にゲームエンドに持ち込む事も難しくありません。『平和の使者』の影響下でも攻撃できる他、『落とし穴』や『奈落の落とし穴』に引っかからないため小回りも効きます。『憑依解放』にも対応しており、打点不足に悩みがちな【霊使い】にピン挿ししておくと意外な活躍が見込めるかも知れません。逆に、ステータスの低さが仇となり、『光の護封壁』や『連鎖除外』は天敵です。『進化する人類』とは好相性で、能動的に大量のライフを支払う事になるので、相手にダメージを与えつつも、自分のライフをより低くできます。仮に自分のライフが上回っている場合でも、これと言ったデメリットが発生せず、結果的に最大5400ポイントのダメージを与えられます。また、ライフゲインを多用する【キュアバーン】ではアタッカーとして運用しやすくなります。ちなみに、サイキック族を宣言した『DNA改造手術』の影響下で、『念動増幅装置』を装備すればライフコストを支払わずに何度でも効果を使用できます。難点としては、『神の宣告』や『神の警告』などの大量のライフコストを要求するカードとの併用が厳しく、デッキの種類によっては防御力が低下する要因になります。攻撃力1400以上のモンスターと戦闘する場合に発動しても、相手に与える戦闘ダメージより、自分のライフロスの方が大きくなる事は忘れてはいけません。戦闘が終了すると同時に攻撃力は元に戻ってしまうので、リクルーターと連続で戦闘した場合は、双方のライフを2000ずつ削り、最終的にはこちらが1000ダメージと共に戦闘破壊されてしまいます。また、『SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング』は天敵で、効果の発動を封じられた上で戦闘破壊されると4600ダメージを受ける事になります。1度でも効果を使っている場合は、合計6600のライフロスとなり、致命傷になりかねません。
ラッシュデュエルにも登場しています。