#405 幻奏の音女オペラ

f:id:youichi_takada:20201110202957j:plain

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第23弾ミニBOX「マスター・オブ・シャドウ」
(2)第36弾メインBOX「ペンデュラム・ジェネシス

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「花と風の奏で」

『幻奏の音女オペラ』は光属性・天使族の下級モンスターです。
召喚・リバースしたターンの自身の攻撃を封じる永続効果と、融合素材となったターン限定で「幻奏」に破壊耐性を与える誘発効果を持ちます。
下級モンスターとしては非常に高い攻撃力を持ちますが、①の効果により召喚・リバースしたターンには攻撃できません。特殊召喚した場合は制約が発生しないので、「幻奏」あるいは天使族サポートで特殊召喚を狙いたいところです。とは言うものの、【幻奏】は『幻奏の音女ソナタ』などで打点の底上げが可能で、特殊召喚するなら『幻奏の音女アリア』や『幻奏の歌姫ソプラノ』などを優先したい場面が多いのが実情です。単体の攻撃力だけでは他の選択肢に見劣りするので、②の効果を意識しながら運用するのが良いでしょう。融合素材として墓地へ送られた場合に「幻奏」に破壊耐性を付与できますが、エンドフェイズまでの限定で、耐性を付与するなら『幻奏の音女アリア』や『幻奏の音女エレジー』が存在します。このカードを採用する場合は、構築段階から積極的に融合召喚を狙う構成にする事で差別化を図る必要があります。『オスティナート』で融合召喚したモンスターの自壊を防げるので、融合モンスターを維持したい場合に役立つ他、普段は扱いづらさが目立つ『瞬間融合』のデメリットを回避するなど、このカードを組み込む事で融合召喚のギミックに幅を持たせる事ができます。融合素材を特殊召喚する『融合解除』は相性が良く、自身も耐性を持った状態で持ち前の攻撃力を追撃に活かせます。ただし、チェーンブロックを作る関係上、融合召喚時の『激流葬』や『奈落の落とし穴』などは防げません。相手の除去にチェーンして『瞬間融合』や『超融合』でサクリファイスエスケープを狙った場合にも、耐性が適用される前に相手の除去が適用されてしまいます。ちなみに、元から同じ耐性を持つ『幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ』にとっては何の恩恵もありません。基本的に『幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト』や『幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ』をサポートする事になるでしょう。『幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ』は戦闘に特化した効果を持ち、このカードと同様に『瞬間融合』や『融合解除』と相性が良いです。ただし、破壊耐性はあちらのサルベージ効果の弱点であるバウンス・除外へのフォローにはなりません。また、『瞬間融合』などはこのカードと組み合わせないと使いづらいだけのカードになりがちなので、『オスティナート』以外のカードは、あくまで融合召喚を軸にした動きを拡張するためのコンボパーツという認識に留め、採用枚数はよく検討するべきです。