#768 失楽の堕天使

デュエルリンクスでの入手方法
(1)セレクションボックスVol.07

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「叛逆の黒き翼」
(2)シークレットパック「幕を開ける凶劇」

『失楽の堕天使』は闇属性・天使族のリンクモンスターです。
最上級天使族をアドバンス召喚する際のリリース2体を自分の墓地からの除外で代用できるようにする永続効果と、デッキの「堕天使」をサーチするか墓地へ送る起動効果と、自分エンドフェイズにフィールドの天使族の数×500ライフ回復する誘発効果を持ちます。
【堕天使】と相性が良い反面、【堕天使】は上級・最上級天使族の比率が高くなりがちなため、このカードを採用する場合は展開しやすい下級天使族を併用するのが妥当です。②以外の効果は「堕天使」とは関係ないので、最上級天使族を軸とする【天使族】でも採用の余地はあります。『創造の代行者 ヴィーナス』で『神聖なる球体』2体をリクルートすれば簡単にリンク素材が揃います。『トリックスター・ヒヨス』と『トリックスター・ブルム』のセットに『ワン・フォー・ワン』を合わせる事で召喚権を温存しつつ、リンク召喚後に即座に①の効果を活かす事も可能です。『マクロコスモス』などの影響下でない限り、このカードをリンク召喚した時点で墓地には最低2体のモンスターが存在するはずなので、①の効果で除外するモンスターが足りなくなる事はまずないでしょう。最上級モンスターを軽くできる効果ですが、既に召喚権を使ってしまっていると速攻性が薄れるので、召喚権を増やす効果、蘇生、『神の居城-ヴァルハラ』などを利用して、召喚権を残してリンク召喚したいところです。とは言え、それ自体が特殊召喚できる最上級天使族ならば、直接蘇生するなり、特殊召喚すればいいだけの話であり、このカードを併用する以上は、特殊召喚に制約があるモンスターや、アドバンス召喚する事で効果を発動できるモンスターなどと併用するのが前提になります。【堕天使】においては『堕天使ルシフェル』や『堕天使ディザイア』などが該当し、特に前者は出す事さえできれば高い性能を発揮できるので筆頭候補です。『天帝アイテール』は召喚権を使用せずにアドバンス召喚できる効果を持つので相性が良いと言えます。②の効果は、墓地アドバンテージも重視する【堕天使】では非常に重宝し、『堕天使の追放』と『堕天使ユコバック』を状況に応じて使い分けるような感覚で扱えます。『ライオウ』や『手違い』などが存在していても無駄にならないのも利点です。手札コストは必要ですが、手札で腐っている「堕天使」モンスターを有効活用できる上に、手札事故の解消と墓地肥やしを兼ねる事ができます。③の効果はフィールドの状況次第では大量のライフを回復できますが、基本的にはおまけのようなものです。無論、【堕天使】では共通効果のライフコストを軽減する事に繋がるので、あって困る効果ではありません。