#572 幻想の見習い魔導師

デュエルリンクスでの入手方法
(1)セレクションボックスVol.05
(2)第42弾メインBOX「リンク・レボリューション」
(3)ストラクチャーデッキEX「マジシャンズ・クロニクル」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「黒き魔導師」

『幻想の見習い魔導師』は闇属性・魔法使い族の上級モンスターです。
手札を1枚捨てる事で手札から特殊召喚できる召喚ルール効果と、召喚・特殊召喚に成功した場合に『ブラック・マジシャン』をサーチできる誘発効果と、ダメージ計算時に自身を墓地へ送る事で自分の闇属性・魔法使い族モンスターを強化する誘発即時効果を持ちます。
①の効果は②の効果とシナジーしており、特殊召喚成功時に②の効果を発動する事で手札の損失を帳消しにできます。特殊召喚が容易なレベル6モンスターとして、ランク6のエクシーズ召喚などに繋げる事もできます。特に、エクシーズ素材に魔法使い族を指定している『マジマジ☆マジシャンギャル』や『風紀宮司ノリト』とは好相性です。②の効果は①の効果のみならず、他の手段で召喚・特殊召喚した場合にも発動可能で、タイミングを逃す事もありません。ただし、『ブラック・マジシャン』はサーチ・リクルートの手段が大量に存在するため、確実にアドバンテージを得るには序盤から意識して効果の発動を狙う必要があります。手札に『ブラック・マジシャン』が存在する必要がある『マジシャンズ・ナビゲート』などを採用する場合には併用する事も視野に入ります。2枚目以降の『幻想の見習い魔導師』の特殊召喚コストとして利用するのも良いでしょう。③の効果は相手に読まれにくい手札誘発効果であり、相手モンスターの攻撃を受ける場合にも発動できるので奇襲性は高いと言えます。ただし、攻撃力が上昇するのはダメージ計算時のみなので、強化された値を参照して“ウイルス”の媒体にする戦法は使えません。また、フィールドの自身が攻撃された場合には発動できない点には注意が必要です。そもそも無理にフィールドに出さずとも、手札からのコンバットトリックとして運用するだけで、【ブラック・マジシャン】では十分な活躍が見込めます。逆に、フィールドの状態に左右されずに特殊召喚できるレベル6モンスターとして他のデッキに投入する場合、『ブラック・マジシャン』共々採用するかは吟味しましょう。『闇の誘惑』や『七星の宝刀』などのコストに利用する方法はありますが、手札事故の原因にもなりかねません。