#17 地霊使いアウス

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デュエルリンクスでの入手方法
(1)第1弾メインBOX「アルティメット・ライジング」
(2)第40弾メインBOX「クロス・ディメンション」
(3)ストラクチャーデッキEX「華やかなる精霊術」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「精霊術の極み」
(2)シークレットパック「春風に芽吹く意思」

『地霊使いアウス』は地属性・魔法使い族の下級モンスターです。
リバースモンスターに属し、リバースした場合に地属性モンスターのコントロールを得る誘発効果を持ちます。
地属性モンスターをコントロール奪取できますが、リバース特有のタイムラグがある上に、自身がフィールドを離れると効果は失われてしまいます。ステータスが低い事もあり、漫然とセットしただけでは効果を活用する事はまず不可能です。『太陽の書』や『砂漠の光』で能動的にリバースする事で速攻性を補い、戦闘破壊を防ぐロックカードなどと併用する事で場持ちを少しでも良くしましょう。ただし、自身が除去されると苦労が水の泡になるので、コントロール奪取したモンスターをいつまでもフィールドに残しておくのは得策ではありません。シンクロ・エクシーズ召喚はレベルに左右される事が多いので、リンク素材に使うか、コントロール奪取したモンスターと「霊使い」を墓地へ送る事でデッキからリクルートできる「憑依装着」を利用するのが妥当です。コントロール奪取したモンスターを裏側守備表示に変更する事でコントロールが戻らなくなるので、『月の書』や『皆既日蝕の書』などを使うのも手です。また、「霊使い」および「憑依装着」の専用サポートである『憑依解放』の影響下では高い能力を発揮します。自分モンスターが戦闘破壊された時に『憑依解放』の③の効果を発動すれば、相手モンスターと同じ属性の「霊使い」を裏側守備表示で特殊召喚できます。『憑依解放』の①の効果により「霊使い」は戦闘破壊耐性を得るので、高確率でリバースしてコントロール奪取に成功します。他の「霊使い」と併用せず、地属性軸のデッキで使用する場合は、『DNA移植手術』で地属性を宣言すると良いでしょう。『皆既日蝕の書』でコントロール奪取したモンスターの繋がりを断つ事で、このカードの効果を再び使用する事も視野に入ります。相性の良いモンスターには、召喚に成功した時に「霊使い」を蘇生できる『デブリ・ドラゴン』や『クレーンクレーン』が存在します。即座にレベル7のシンクロ召喚や、ランク3のエクシーズ召喚に繋げられるので、【霊使い】では採用は必須です。『占術姫コインノーマ』は『憑依装着」とも相性が良く、任意の「霊使い」を裏側守備表示でリクルートできます。送りつけのギミックを利用する場合は「壊獣」が筆頭候補で、コントロール奪取できない厄介なモンスターを排除しつつ、「霊使い」のセットに召喚権を割く事ができます。 『魔装戦士 ドラゴディウス』、『魔装戦士 ドラゴノックス』、『裏風の精霊』のサーチやリクルートに対応しており、『魔装戦士 ドラゴノックス』で手札から捨てて蘇生した後、『ADチェンジャー』などでリバースする事も可能です。地属性は闇属性と並び、遭遇する確率が高いので、自然に相手モンスターをコントロール奪取できる機会が多く、奪う価値のあるモンスターも多く存在します。【霊使い】で全種類の「霊使い」を採用しようとすると枚数調整に悩む事になりますが、このカードは他より優先できるでしょう。一方、地属性サポートは目立って優秀なものがなく、特化したデッキを組むのは厳しいと言えます。地属性はビートダウンを得意とするモンスターや、単体で優秀な効果を持つモンスターが多く、コントロール奪取を軸にした構築には向かないのが実情です。