#355 墓守の祈祷師

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第23弾メインBOX「ダーク・ディメンション」
(2)セレクションボックスVol.05
(3)第39弾ミニBOX「エナジー・オブ・ギガレイズ」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「王家の谷の守護者」

『墓守の祈祷師』は闇属性・魔法使い族の上級モンスターです。
守備力を強化する永続効果と、墓地で発動するモンスター効果を無効にする永続効果と、フィールド魔法を守る永続効果を持ちます。
『キラー・トマト』や『墓守の偵察者』に対応する中で最高のステータスを持ち、「墓守」や魔法使い族は特殊召喚サポートが豊富なので、フィールドに出すのはそれほど難しくなありません。自己強化の数値は高くないので、『王家の眠る谷-ネクロバレー』と併用する事を前提としても、墓地の「墓守」は3枚以上を維持したいところです。墓地で発動するモンスター効果を無効にできるので、『王家の眠る谷-ネクロバレー』と併用した際の拘束力は非常に高く、単体でも【海皇】、【水精鱗】、【暗黒界】などに対して優位に立てます。また、【墓守】の要である『王家の眠る谷-ネクロバレー』専用の『フィールドバリア』と呼ぶべき効果も持っていますが、バウンスや除外を防げないのは『フィールドバリア』と同じなので、『コズミック・サイクロン』などには注意しましょう。とは言え、マストカウンターを限定させる事ができれば、『ネクロバレーの王墓』の柔軟な運用が可能になるので、展開・攻守の両面で貢献できるカードだと言えます。このカード自体への除去に対しては『ガガガシールド』や『トーラの魔導書』で対抗し、戦闘では自身の効果と『王家の眠る谷-ネクロバレー』による強化を合わせれば容易く突破される事は少ないと言えます。ただし、『トーラの魔導書』で魔法カードによる除去を回避すると、『王家の眠る谷-ネクロバレー』の恩恵を受けられなくなる事には注意が必要です。【墓守】は比較的リリースを用意しやすく、アドバンス召喚する場合も考えられますが、セットすると自己強化以外の効果が発揮できず、召喚すると貧弱な攻撃力を晒す羽目になります。基本的に豊富な特殊召喚手段を利用して表側守備表示で出す事を心がけましょう。『憑依解放』に対応している唯一のレベル6ですが、表側守備表示では出せないので使い勝手は良くありません。『太陽の魔術師エダ』ならば、あちらの効果でリクルートして相手ターン中に表側守備表示にできるので相性が良いです。