デュエルリンクスでの入手方法
(1)第28弾メインBOX「ウィッチズ・ソーサリー」
(2)セレクションボックスVol.05
マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「魔術の探究者たち」
『ウィッチクラフトマスター・ヴェール』は光属性・魔法使い族の最上級モンスターです。
相手モンスターと戦闘する自分の魔法使い族を強化する誘発即時効果と、相手モンスター全ての効果をターン中無効にする誘発即時効果を持ちます。
最上級モンスターですが、「ウィッチクラフト」下級モンスターの効果でリクルートできるので展開は容易です。汎用かつ有用な効果を持つため、最上級モンスターの特殊召喚が可能な【魔法使い族】での採用も検討できます。攻撃力が低く、汎用サーチャーやリクルーターの他、『マジシャンズ・サークル』にも対応しています。『マジシャンズ・サークル』は発動のトリガーにしたモンスターの攻撃力を①の効果で上げられる点でも相性が良いと言えます。①の効果による強化の数値は公開した魔法カードの数×1000と破格で、手札の状況次第では爆発的な攻撃力を得られます。ターン終了時まで継続するので、自分ターンに連続攻撃を仕掛ける際や、相手ターンに複数のモンスターによる攻撃を迎え撃つ際に有効です。【ウィッチクラフト】は魔法カードで除去できないモンスターが苦手なので、そういった効果耐性を持つモンスターを戦闘で破壊できるようになるのは明確なメリットだと言えます。ただし、この効果を使いたいがために魔法カードを手札に温存したせいで、展開が遅れては元も子もありません。発動できるタイミングがダメージ計算時に限られているため、①の効果を使って攻撃力を上昇させてから、魔法カードを使用して展開という流れは現実的に無理です。②の効果でも魔法カードを消費してしまうため、常に活用できる効果ではない事を心に留めておきましょう。自身に適用する事もできますが、元々の攻撃力が低く効率が悪いので戦闘要員は別に用意し、こちらは守備表示で壁にしながら②の効果で制圧に専念するのが無難です。【ウィッチクラフト】の仕様上、手札で腐っている魔法カードを無駄なくコストにできてしまうので、自分ターンにバトルフェイズまで魔法カードが残っている場面は多くありません。逆に、墓地の「ウィッチクラフト」魔法カードはエンドフェイズに共通効果で回収できるので、相手ターンでは手札に複数の種類の魔法カードが揃っている事が多いと言えます。②の効果は1ターン限定ですが、フリーチェーンで全体に作用するため影響力は甚大です。『ウィッチクラフト・ハイネ』が苦手とする破壊耐性と対象耐性を同時に無効にして、あちらの効果を通しやすくできます。当然、効果を封じられた相手は戦闘での突破を試みるでしょうが、このカードの高い守備力と①の効果によって、そう簡単に処理される恐れはありません。とは言え、魔法・罠カードやフィールド以外で発動するモンスター効果までは防げないので過信は禁物です。『トーラの魔導書』や『墓穴の指名者』は弱点を補える他、①②の効果を使用できるので合わせて採用すると良いでしょう。
