#670 時械巫女

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第45弾ミニBOX「パルス・オブ・クェーサー

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「未来よりの刺客」

『時械巫女』は光属性・天使族の下級モンスターです。
モンスターが自分フィールドにいない場合に手札から特殊召喚できる召喚ルール効果と、「時械神」専用のダブルコストモンスターになる分類されない効果と、自身をリリースして「時械神」をサーチする起動効果と、墓地から自身を除外して「時械神」を召喚条件を無視してリクルートする起動効果を持ちます。
①の効果の条件は攻撃力0の「時械神」の召喚条件と同じなので、このカードを特殊召喚し、自身をリリースして③の効果を発動すれば、サーチした「時械神」を即座に召喚できます。「時械神」はスタンバイフェイズにデッキに戻るため、「時械神」を軸としたデッキならば自分メインフェイズにモンスターが存在しない状況を作るのは容易です。レベル1である点を活かし、ランク1のエクシーズ素材要員として【金華猫】で採用する事も考えられます。①③の効果はどちらも1ターンに1度の制限がなく、③の効果を使用した時点で再び①の効果の条件を満たせるので、手札にあるだけ効果を使用可能です。②の効果については、相手フィールドにのみモンスターが存在する状況では先述の流れの方がアドバンテージを稼げます。効果を使用する機会としては、自分フィールドにモンスターが存在する場合にこのカードを蘇生してアドバンス召喚に繋ぐか、相手フィールドにモンスターが存在しない場合に『時械神サンダイオン』をアドバンス召喚するかくらいでしょう。④の効果を使用するターンは、他の効果による特殊召喚が一切不可能になり、同じターンに①の効果と併用する事もできません。この効果でリクルートした「時械神」を除去された場合のフォローが非常に難しいので、使いどころは見極める必要があります。『二重召喚』を使用して、このカードを召喚し、「時械神」をアドバンス召喚するか、③の効果でサーチした「時械神」を召喚した後、④の効果を使用する事で、「時械神」を2体並べられます。既に①の効果を使用している場合には墓地に温存し、手札の「時械神」が尽きた時など、いざという時の保険として運用できます。ステータスが低いのでサーチ、リクルート、蘇生の手段はいずれも豊富で、③の効果を目当てに使い回す事も可能です。一方、自身を除外する必要がある④の効果は蘇生と噛み合わないため、どちらの効果を重視するかは構築の段階で決めておく必要があるでしょう。蘇生する事を前提にする場合、『祝福の教会-リチューアル・チャーチ』と相性が良く、魔法カード1枚をデッキに戻す事で蘇生し、③の効果に繋げられます。高レベルの「時械神」を儀式召喚のリリース要員にするのも手で、リリースする事でサーチとサルベージを同時に行えるようになる『輝神鳥ヴェーヌ』は好相性です。召喚権を使ってしまう『天輪の葬送士』は一見噛み合わないようですが、『コート・オブ・ジャスティス』によるフォローが可能で、『時械神メタイオン』でバウンスすれば何度も使い回す事が可能です。手札に「時械神」が存在する場合、このカードを蘇生した後に『コート・オブ・ジャスティス』で『金華猫』を特殊召喚し、③の効果を使用する事で同じ事ができます。『金華猫』の場合、併用するのは『神の居城-ヴァルハラ』でも良く、①③の効果を使う事で、手札に「時械神」、墓地にこのカードという条件を満たせます。『金華猫』は自力で手札に戻るため、『時械神メタイオン』以外とも組み合わせられますが、「時械神」の特殊召喚後にサーチする関係上、ピン挿しの「時械神」を使った場合には次のターンに使えなくなる点は注意が必要です。④の効果を軸にする場合は、『奇跡の光臨』や『救援光』などの帰還する手段を併用する事になります。『奇跡の光臨』は破壊耐性を持つ「時械神」が除外されてしまった場合にも役に立つので相性が良いです。また、高速化する環境を意識するなら、帰還させるより『マスマティシャン』などで2枚目以降を墓地へ送るという動きも考えられます。『マスマティシャン』を召喚してこのカードを墓地へ送り、即座に④の効果で『時械神メタイオン』を召喚して、あちらのバウンス効果を使用すれば、次のターンに同じ動きが可能です。