#621 ダーク・エンジェル

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第42弾ミニBOX「ステージ・オブ・トリックスター
(2)アニバーサリーボックスVol.01

マスターデュエルでの入手方法
(1)レガシーパック

ダーク・エンジェル』は闇属性・天使族の上級モンスターです。
攻撃対象となった自分の天使族モンスターをリリースし、自身を手札から墓地へ送ることで、攻撃対象を変更してリリースした自分モンスターの攻撃力を上乗せする誘発効果を持ちます。
手札の自身とフィールドの天使族1体の合わせて2体をコストとして払うリスクはかなり重く、自分フィールドに天使族モンスターを含むモンスターが2体以上存在しなければ効果の発動自体ができません。展開力に長ける【天使族】ならば発動条件を満たす事自体は難しくない面もありますが、相手の攻撃モンスターの攻撃力次第では、攻撃対象を移し替えた先のモンスターも倒されてしまう可能性は十分あります。コンバットトリックを用意するなら、汎用性が高い『収縮』や『禁じられた聖槍』、もしくは天使族の大半が対応し、相手から攻撃を受ける時以外にも使用できる『オネスト』で十分であり、コストが重過ぎるこのカードを優先する理由はほぼ皆無です。攻撃対象を変更する効果は貴重ですが、戦闘を行う事をトリガーとする効果モンスターとのコンボが可能である事を踏まえても、そこまでして重いコストを支払う価値があるとは言い難いのが実情です。『オネスト』に対応していない【堕天使】でも、『ダーク・オネスト』の対抗馬にはなりえません。一方、属性が混在し、『オネスト』と『ダーク・オネスト』が共に採用しにくい【ドレミコード】では、エクストラデッキに移動する「ドレミコード」ペンデュラムモンスターをリリース要員にすればコストを軽くできます。また、『シドレミコード・ビューティア』への攻撃を強制すれば、あちらの破壊効果のトリガーとする事も可能です。『王の舞台』の効果で相手ターンに特殊召喚されるジェネレイドトークンをコストにできれば使い勝手はさらに良くなり、攻撃対象を変更する先は天使族に限定されていないので、攻撃表示の「ジェネレイド」の攻撃力を1500強化した上で返り討ちにできます。