デュエルリンクスでの入手方法
(1)第45弾メインBOX「レイダーズ・レクイエム」
(2)セレクションボックスVol.07
マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「星の導く未来」
『ヴェルスパーダ・パラディオン』は光属性・戦士族のリンクモンスターです。
リンク先のモンスターの元々の攻撃力分自身の攻撃力を上げる永続効果と、自身のリンク先のモンスターの攻撃を封じる永続効果と、自身のリンク先に効果モンスターが特殊召喚された場合に自身以外のメインモンスターゾーンのモンスターを移動させる誘発効果を持ちます。
リンク素材に「パラディオン」を含むモンスター2体が指定されていますが、下級「パラディオン」はリンク先を確保すれば手札から特殊召喚可能で、リンク1の『マギアス・パラディオン』も存在するため、デッキ構築の段階で「パラディオン」モンスターを多く採用していればリンク素材を揃えるのは容易です。『マギアス・パラディオン』をリンク召喚し、そのリンク先に効果モンスターを特殊召喚すれば、このカードのリンク素材を揃えつつ、③の効果のトリガーとなる「パラディオン」を手札に用意できます。①②の効果は一体で、リンク先の攻撃力をこのカードに集約させる代わりに、リンク先のモンスターが攻撃できなくなります。左のリンクマーカーを持つので、メインモンスターゾーンに出した場合にも効果を適用できる唯一の「パラディオン」です。リンク先が攻撃できなくなるとは言え、基本的に総攻撃力が減る事はなく、攻撃できないモンスターならばデメリットになりません。このカードが攻撃した後にフィールドから離れれば、このカードのリンク先に存在した自分モンスターは攻撃できるようになります。高い攻撃力と効果を受けない耐性を併せ持つモンスターをリンク先に置いた場合、②の効果を受けないので、攻撃を封じられる事なく、①の効果でこのカードの強化に貢献できます。『ラーの翼神竜－不死鳥』は『ラーの翼神竜』をリンク素材とする事で、墓地からこのカードのリンク先に特殊召喚可能で、あちらの効果で相手フィールドを除去しつつ、総攻撃力が8500に達するので、ワンターンキルも圏内となります。③の効果は小回りの利く効果で、相手のリンク状態を解除したり、自分モンスターを相互リンクにしたり、特に【パラディオン】ではリンクマーカーの位置が特殊召喚効果に直結するため非常に役立ちます。例えば、相手モンスターを『アークロード・パラディオン』や『レグレクス・パラディオン』のリンク先に移動させる事ができます。相手モンスターをリリースして「壊獣」を特殊召喚する方が確実ではありますが、状況に応じてエクストラデッキから出せるのは大きな利点です。自分モンスターを移動する場合は、このカードのリンク先を空けるのが基本になるでしょう。「パラディオン」モンスターをリンク先に特殊召喚する事で、3体以上のリンク素材が必要な『ヴァレルソード・ドラゴン』などのリンク召喚に繋げられます。『守護竜ピスティ』や『守護竜エルピィ』とも相性が良く、このカードのリンク先にリンク召喚し、③の効果で移動させる事で、それぞれの効果を使用できます。『星辰のパラディオン』は『守護竜ピスティ』のリンク素材にできるので狙い目です。また、「ジャックナイツ」を採用した【パラディオン】では、相手モンスターを移動し、「ジャックナイツ」の特殊召喚効果や固有効果を発動しやすくする事が可能です。同じリンク素材のリンクモンスターには、攻撃力が高く、アドバンテージを稼げる『レグレクス・パラディオン』が存在します。こちらが効果の点で見劣りするのは否めないので、リンク先を相手に献上しない点、メインモンスターゾーンへの蘇生でも活用できる点などを活かしたいところです。
