#698 天威の龍仙女

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第47弾ミニBOX「ワールド・オブ・バリアン」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「龍脈の神気」

『天威の龍仙女』は炎属性・幻竜族のリンクモンスターです。
手札コストを払う事で竜族を蘇生する起動効果と、効果モンスター以外のモンスターの攻撃宣言時に相手フィールドのカード1枚を破壊する誘発効果を持ちます。
リンク素材と①の効果の都合上、基本的に幻竜族中心のデッキで使用するリンクモンスターです。【天威】で最も力を発揮しますが、①の効果を目当てに「天威」以外の幻竜族デッキで採用する事も可能です。①の効果を使用する場合、通常はこのカードのリンク素材とした幻竜族が存在するはずなので、蘇生対象に困る事はありません。幻竜族を手札コストにした場合、それを蘇生する事もできます。発動後は「天威」以外のエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を発動できなくなる制約が発生するので、【竜星】などの他の幻竜族デッキでは無視できないデメリットとなる場面もあるでしょう。【メタファイズ】はエクストラデッキへの依存度が高くなく、最上級モンスターが多い事もあり、それらをコストに特殊召喚できる点が好相性です。制約の範囲はフィールドにおける効果の発動だけで、特殊召喚自体や攻撃には影響しないので、プレイングの順番を工夫すれば影響は抑えられます。『瑚之龍』の墓地効果など、フィールドから離す事に意義のあるモンスターは問題なく使える他、『マグマ・ドラゴン』や『タツノオトシオヤ』の効果で大量展開に繋げたり、『源竜星-ボウテンコウ』の効果も活用する事も可能です。②の効果は、自身が「天威」に属するので①の効果の発動後にも発動できます。【天威】は効果モンスター以外のモンスターが主軸となるため、発動は容易です。【メタファイズ】においては、『メタファイズ・アームド・ドラゴン』が対応しています。デッキの「メタファイズ」の比率を高めておく必要があるため、採用する理由になるでしょう。モンスタートークンを用いるのも手です。『タツノオトシオヤ』を使用する場合、タツノコトークンを1体残しておいたり、効果を持たないモンスターをエクストラデッキから呼んだりと柔軟に使い分けが効きます。『源竜星-ボウテンコウ』は非常に相性が良く、シンクロ召喚時の効果で手札コストを確保し、レベル変更効果で蘇生先の確保も可能です。リンク素材として使った後も「竜星」をリクルートできるので、一切無駄がありません。『レスキューラビット』で『幻殻竜』2体をリクルートしてリンク召喚すれば、①の効果で1体を蘇生し、攻撃宣言時に②の効果で除去が可能です。