#681 倶利伽羅天童

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第46弾メインBOX「ソルフレア・ライトニング」

マスターデュエルでの入手方法
(1)セレクションパック「ストロング・ウィル」
(2)セレクションパック「マイティ・コンテンダーズ」

倶利伽羅天童』は炎属性・天使族の特殊召喚モンスターです。
相手フィールドで効果を発動したモンスターを全てリリースして特殊召喚する召喚条件と、召喚条件でリリースしたモンスター1体につき1500の自己強化する永続効果と、自分エンドフェイズに相手モンスターを蘇生する誘発効果を持ちます。
相手フィールドで効果を発動したモンスターを全てリリースして特殊召喚するという独特な召喚条件を持ちます。相手のプレイングを条件とするせいで勘違いしがちですが、あくまで召喚条件であり、自分メインフェイズにしか特殊召喚できません。単純に言えば、リリースに条件がある「壊獣」で、あちらと同様に大半の耐性を無視して除去できます。「壊獣」と比べると、複数のモンスターをリリースできる可能性がある点、自分フィールドに特殊召喚する点、①②の効果を利用できる点など、アドバンテージを大きく稼げます。ただし、相手が効果を発動してくれなければリリースする条件を満たせず、狙ったモンスターをリリースできるとも限りません。永続効果は対処不能で、それ以外の効果も発動自体は素通ししてしまうため、それらに先んじてリリースできる「壊獣」に比べると突破力は劣ると言えます。こちらを採用する場合は、自分がコントロールするモンスターとして活用できる事や、②の効果の存在などから、反撃する際の爆発力の面で差別化を図りましょう。複数の相手モンスターをリリースで除去できるモンスターとしては『原始生命態ニビル』も存在します。あちらと比べる場合は、リリースが効果でないためにパーミッション効果や効果を受けない耐性の影響を受けない一方、相手ターンにリリースして展開を妨害するという使い方はできません。①の効果による強化の倍率は非常に高く、最低でも攻撃力3000となり、アタッカーとしては問題ない数値になります。②の効果の対象は相手の墓地のみですが、召喚条件でリリースしたモンスターを蘇生するだけでも充分でしょう。無効効果やフリーチェーンの妨害効果を持つモンスターならば、それらを発動させる囮に手数を消費したとしても、結果的に墓地から奪う事で帳尻は合います。総じて、効果を通す事ができれば爆発力は高い反面、類似効果を持つモンスターと競合する事は避けられないので、状況に応じて使い分ける必要があります。手札で腐るリスクは比較的高く、手札や墓地で効果を発動するモンスターや、効果を使用するとフィールドから離れるモンスターが相手の主力だった場合、妨害を許す上に特殊召喚もできないという事になりかねません。ちなみに、効果を発動さえしていればいいので、『閃刀機-ウィドウアンカー』などで発動した効果だけを無効にしてしまえば、阻止した上でリリースできます。このカード単体で運用するより、他のカードと併用して、可能な限り効率的にリリースに持ち込めるよう意識すると良いでしょう。