#756 慧炎星-コサンジャク

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第48弾ミニBOX「エクスプロージョン・オブ・メテオ」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「炎の守護星」

『慧炎星-コサンジャク』は炎属性・獣戦士族のリンクモンスターです。
リンク先に「炎星」が存在する場合に攻撃対象にならなくなる永続効果と、自身の攻撃宣言時に「炎舞」をコストに相手モンスターを自身のリンク先にコントロール奪取できる誘発効果を持ちます。
『炎星仙-ワシンジン』と違い、リンク素材に「炎星」が指定されているため、『熱血獣士ウルフバーク』を使えない分、あちらよりもリンク召喚の難度は高いです。【炎星】においては、状況に応じて両者を適宜使い分けるのが妥当でしょう。リンクマーカーの向きや効果の性質上、リンク先を確保してエクストラデッキからの展開を補助するには向かない一方、コントロール奪取によって相手のボードアドバンテージを削る事ができるのはこのカードの利点です。リンクマーカーが左と下なので、常にリンク先は一つしか確保できず、①の効果による耐性を得ている状態でも、全体除去でまとめて処理される可能性は常に付いて回ります。②の効果を使えなくなるデメリットもあるため、積極的に狙う必要はないでしょう。②の効果でコントロールを得たモンスターは攻撃できなくなるので、『ヴァレルロード・ドラゴン』と同様にメインフェイズ2で素材にしてしまうのが良いです。攻撃宣言時に発動する効果ですが、攻撃対象以外も対象にできる上に、バトルステップの巻き戻しが発生するため、攻撃対象を再び選択する事ができます。とは言え、素の攻撃力がかなり低いため、相手モンスターを追撃できる場面は少ないでしょう。『ヴァレルロード・ドラゴン』と比べると、コントロールを奪える期間が短いので、そのターンのメインフェイズ2で確実に処理できるように心がける必要があります。なお、『炎星仙-ワシンジン』が1ターンに1度しか特殊召喚できない事から、効果を使い終わった「炎星」を墓地へ送る手段として重宝する反面、『寿炎星-リシュンマオ』の①の効果による制約が発生した際に、このカードをリンク召喚するしかなくなる場面は少なくありません。その場合、このカードの②の効果でコントロールを得たモンスターの処理は非常に困難になります。