#635 甲虫装機 ピコファレーナ

デュエルリンクスでの入手方法
(1)第43弾メインBOX「ブレイブ・ビクトリー」

マスターデュエルでの入手方法
(1)シークレットパック「進化する甲虫」
(2)セレクションパック「インヴィンシブル・レイド」
(3)シークレットパック「甲虫部隊の進撃」

『甲虫装機 ピコファレーナ』は闇属性・昆虫族のリンクモンスターです。
リンク召喚に成功した場合に自身以外の昆虫族にデッキ内の昆虫族を装備させる誘発効果と、墓地の昆虫族3体をデッキに戻し1枚ドローする起動効果を持ちます。
リンク素材は昆虫族2体が指定されています。効果は汎用性があり、【甲虫装機】だけでなく【昆虫族】全般で使用可能ですが、①の効果は実質昆虫族を3体を並べなければ使用できません。『G・ボールパーク』や『クローラー・ソゥマ』はフィールドにモンスターを用意する必要はあるものの、1枚で3体の昆虫族を並べられます。言うまでもなく【甲虫装機】においては、『甲虫装機 ダンセル』を起点とした大量展開で3体以上の昆虫族を並べる事は容易です。『ワーム・ベイト』は発動条件の昆虫族1体と、生成されるワームトークン2体で昆虫族3体が揃います。他には『B・F-早撃ちのアルバレスト』、『ジャイアントワーム』、『カブトロン』、『ギャラクシー・ワーム』、『アリの増殖』などが候補になるでしょう。【B・F】では『B・F-早撃ちのアルバレスト』で『B・F-毒針のニードル』を蘇生して、『B・F-必中のピン』か『B・F-連撃のツインボウ』をサーチし、特殊召喚する事で、手札1枚から昆虫族2体を並べる事が可能です。また、墓地へ送る事がメリットになる『共振虫』や『応戦するG』などを併用すればリンク召喚のディスアドバンテージを軽減できます。①の効果で装備カード扱いにできるモンスターは昆虫族以外の指定がなく、墓地へ送られた場合に発動する効果や、「甲虫装機」固有の装備カードとなった場合に適用される効果のトリガーになります。『共振虫』、『応戦するG』、『ゴキポール』を装備カード扱いにして、装備モンスターとこのカードをリンク素材として墓地へ送れば、これらのサーチ効果を発動できます。『共振虫』がレベル5以上、『応戦するG』が攻撃力1500以下の地属性、『ゴキポール』がレベル4の昆虫族をサーチできるので、これらを使い分ければ昆虫族の大半をサーチ可能です。『ゴキポール』で通常モンスターをサーチした場合は、それを特殊召喚しつつ、相手モンスターを除去できる上に、リンク4にも繋げられます。『超進化の繭』や『完全態・グレート・インセクト』のリリース条件となる“装備カードを装備したモンスター”を準備する手段としても最適です。変わった使い方としては、本来は装備対象にならないモンスターに「甲虫装機」を装備させる事もできるので、『甲虫装機 ギガマンティス』などをピン挿しするのも面白いかも知れません。『デビルドーザー』に『甲虫装機 ホッパー』を装備させる事で攻撃力2800のダイレクトアタッカーとして運用できます。自分フィールドに表側表示の魔法カードを用意できる点に着目し、『カブトロン』のコストに利用する手もあります。①の効果のコストとして『黄金卿エルドリッチ』を墓地へ送った場合、そのまま特殊召喚に繋げられます。また、『VV-真羅万象』とのコンボで実質的なリクルートとして使う事も可能です。このカードをリンク召喚した時点で、トークンを使用していなければ2体の昆虫族が墓地に存在するはずなので、②の効果は比較的緩い条件で1枚のドローが可能だと言えます。リクルートに長ける【昆虫族】と相性が良く、『G・ボールパーク』や『孵化』などでデッキから特殊召喚したいモンスターをデッキに戻す手段になります。一方、墓地アドバンテージを失い、蘇生などが利用しにくくなる点は注意が必要です。このカード自体は攻撃力が低い上に、②の効果は毎ターン使える類いのものではないため、1回使った後は即座にリンク3以上に繋げるのが無難と言えます。【甲虫装機】においては、デッキから『甲虫装機 グルフ』や『甲虫装機 ホーネット』を装備させ、『甲虫装機 ダンセル』や『甲虫装機 センチピード』の効果に繋げるのが基本になるでしょう。展開を繰り返すとデッキの『甲虫装機 センチピード』が尽きてしまうので、②の効果でリクルート先を補充できる点も噛み合っています。ただし、【甲虫装機】でこのカードをリンク召喚し、①の効果を使用できているのなら、既に『甲虫装機 ダンセル』を起点とするコンボが始動している場合がほとんどです。初動をサポートするのではなく、既に始動しているコンボの展開力をより加速させる効果、いわゆる“上振れ”前提の効果である事には留意する必要があります。『甲虫装機 ダンセル』や『甲虫装機 センチピード』は安易に素材とせずにフィールドに維持した方が良い場面も多いので、このカードをリンク召喚するタイミングを見極める事は重要です。また、自身も「甲虫装機」なので、いざという時には『甲虫装機 ギガマンティス』を装備して戦闘要員になる事も可能である点は覚えておきましょう。